いよいよ資格取得応援編がスタートしました。記念すべき第1弾は、電卓検定です。これから資格取得を目指す人や商業高校の方、また、そうでない方も楽しんでいただければ嬉しいです!目標は全経電卓検定の3級です。それでは頑張っていきましょう!
【今回の講座内容】 |
■電卓検定って?
■電卓検定の種類
■試験について
■どんな電卓を使用すればよいの? |
■電卓検定って?
電卓検定とは、電卓の機能を正しく理解し、いかに効率よく、正確に使用できるかを評価する検定です。特に、経理などを目指す人にとっては取得しておく必要があるでしょう。また、電卓を速く使えるようになると、パソコンのテンキー入力や、あまり意味はないですが、電話番号の入力(番号の並び順は違うが応用できる)も速くなります。
■電卓検定の種類について
電卓検定の種類は主催する協会によって異なり、主に「社団法人全国経理教育協会(全経)の電卓計算能力検定試験」「財団法人全国商業高等学校協会の電卓実務検定」「日本電卓検定協会の電卓技能検定試験」などがあります。今回、ここで、取得を目指す検定は、全経の電卓計算能力検定試験の3級になります。
■試験について
まず試験の内容は乗算、除算、見取算、複合算、伝票算の5科目(それぞれ100点満点)で構成されています。1級から4級までは全ての科目でそれぞれ70点以上取得すると合格となります。制限時間は各科目とも10分となっています。
また、電卓検定では1級が最高のレベルではなく、さらにその上に、初段〜10段まであります。段位の場合は、1級レベルの問題数が2倍になり、点数も1科目200点満点となり、全ての科目で、それぞれ100点以上取得すると事が前提となります。その上で、取得した点数によって段位が決まります。例えば、全ての科目でそれぞれ100点取得した場合、合計500点となるので初段となり、二段目以降は50点づつの加点で決まるので、合計点が575点あれば二段となります。ちなみに全て満点(合計1000点)であれば、もちろん10段となります。
試験の日時は、主に2月、5月、7月、10月、12月の年5回行われ、受験料は段位・2,900円、1級・1,900円、2級・1,600円、3級・1,300円と安く、気軽に受験できるようになっています♪(2019年8月現在)
■どんな電卓を使用すればよいの?
電卓は数多くの種類がありますが、1級では12桁、3級でも10桁が必要になるので12桁の電卓を選びましょう。また、「M+」や「M−」といったメモリ機能も必須です。安い電卓にはメモリ機能がついていない事も多いので注意が必要です。その上で、自分が使いやすいと感じる電卓を使用するのがよいでしょう。特にそういった電卓がないという人は、スピードが問われる検定でもあるので、以下のようなボタンが大きく押しやすい電卓を選ぶとよいと思います(^-^)
※価格が変動している場合や在庫切れになっている場合もありますので、ご了承下さい
電卓検定の概要はこれで終了です。次回の予定は電卓の機能についてです。お楽しみに!
[最終更新日:2023年6月8日]
・サイドバーを含め、一部修正しました(2023年6月8日)
・スマートフォンでも見やすいように文字を大きくし、レイアウトも変更しました(2019年8月25日)
・スマートフォンやタブレットでオーバーレイ広告が出ないように仕様を変更しました(2017年10月1日)
・2007年4月20日付けで公開していた内容をリニューアルしました。(2008年8月30日)
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