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第87通 2018年4月23日00:10


■メディシスとデータセクション入れ替え

 4月20日の話ですが、道産子銘柄でもあるメディカルシステムネットワーク100株(売値538円)と、200株保有しているブロードバンドタワーのうちの100株(売値182円)を売却し、前々から気になっていたデータセクションという銘柄を100株(買値677円)購入しました。

 メディカルシステムネットワークは、昨年12月の第78通「ついにタカラバイオ購入!」の記事でも書いてはいたのですが、増資を発表して以降、上値が重く、じりじりと下がり続けるという想定していた展開になっており、前々から売却しようか迷っていました。

 ただ、自分の中では道民として応援していきたいという思いと、2025年(超高齢化社会問題が本格化する時期)までは保有していたいという思いがあり、なかなか手放せずにいました。

 その一方で、薬価改定の影響を受けやすい会社であるのと、増資をしている状況から、今後、株価が上昇するようなことがあったとしても、何倍にもなるような展開は望めないのかなとも思っていました。

 複数の銘柄を100株〜300株位で保有しながら売買するタイプの私にとっては、やはり大化けの可能性を秘めた時価総額が小さく、発行済み株式総数も少ない銘柄を買っておきたいという思いがあり、同じく資金を拘束されるのであれば、もっと上値を期待できそうな銘柄へ切り替えるべきではないかと考え、入れ替えを決断しました。

 メディカルシステムネットワークでは、トータルで約8,500円+配当金1,500円(3回分)の利益を得ることができましたが、今後はもう道産子銘柄だとか株主総会に参加するために保有するとか、そういったことはあまり考えずに銘柄を選定していこうかなと思っています。

 データセクションに関しては、昨年9月の第67通「日本ラッドをストップ高で売却」でも書いてはいるのですが、売上げの規模が10億未満でまだまだ小さな会社ではあるものの、SNS分析、リアルタイムのスパム投稿監視ソリューション、AI(人工知能)画像解析などの他、AIで融資先を評価するといったフィンテック関連にも力を入れており、時代の流れに乗れそうな事業を展開している会社です。

 昨年には、ブイキューブロボティクス、ログノート社、KDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレスなど、次々と業務提携を発表し、着実に将来へ向けての種まきもしています。

 また、2018年3月期第3四半期に出された決算補足資料/成長戦略説明資料(2018年2月13日)でも、それらの業務提携を今後どのように生かしたいのかということもきちんと書かれており、そういった部分も私の中では好印象でした。

 業績も毎年右肩上がりで売上高を伸ばしており、4Qにおいても大型案件が受注できており、クオーターベースでの過去最大売上利益の見込みとも書かれていたので、そろそろ買っておこうかなと思い、購入することにしました。

 時価総額も約77億円(4月20日終値時点)で小さいですし、発行株式総数も1,100万ほどで、将来的にはかなり面白そうな銘柄だと思っているので、今後に期待しています。



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