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■サイバーコム再購入と地政学的リスク再燃
まず、昨日の話ですが、前に1023円(100株)で購入し、1106円(100株)で手放していたサイバーコムを、1047円(100株)で再購入しました。
ただ、新たに資金を投入したわけではなく、507円(100株)で買っていたユビテックを448円(100株)で、865円で再購入していたアルチザネットワークス(以下アルチザ)を800円(100株)でそれぞれ損切りし、その資金を充てました。
ユビテックはNISA枠で買っていた銘柄であったのと、IOT関連に力を入れている会社なので、昨日の16時に発表された今期の業績予想をみてから決めようと思っていたのですが、PERからみると割高で、それ相応に見合う予想でないと買値まで戻るのに時間がかかりそうだったので、その発表を待たずに、もういいかなと思い、手放しました。
結局、今期の業績予想はどうだったのかというと、最終損益が8,800万円の黒字(前期は7,200万円の黒字)で、売上げ高に関しても、前期から4.6%程度のわずかなプラス予想で、私が期待していた数字ではありませんでした。市場がどう評価するかは分かりませんが、私にとっては、どのみち手放していた内容だったので、昨日損切りしたことに後悔はありません。
一方のアルチザは、期待の5G銘柄だったのと、わざわざこの会社の株主総会に行くために、10月に開かれる株主総会の航空券も手配していただけに、正直、相当迷いました。
先日、大幅下落したパルテックも昨日は800円を割るんではないかという感じだったので、パルテックを損切りしようかとも思ったのですが、業績を重視し、黒字のパルテックを残すことにしました。
正直、ユビテックもアルチザも損切りせず、長期目線で放置するという選択肢もありましたが、サイバーコムも先日の決算発表から、順調に業績を伸ばしていることを再確認し、これに5Gが加わるとなれば、かなり面白いところまで行くのではないかと思い、地政学的リスクで下げてきたのを機に入れ替えを決行しました。ただ、アルチザもまた機会があれば、買う可能性は十分にあるので、株主総会は予定通りに参加します。
あと、昨日は私の期待の銘柄であるインフォテリアの決算(第1Q)も場中(13時)に発表がありました。もともとPERが70を超えている状況だったので、業績がついてこなかった場合の大幅下落も覚悟はしていましたが、M&Aの効果もあり、売上げ高は前年同期比で2.1倍に伸びた他、営業利益も7.3倍となり、通期計画4億1,000万円に対する進捗率も、まだ第1Qなのに39.3%まで達するという文句のない決算でした。しかも、国内有数のブロックチェーン技術を持つことで知られるテックビューロへの追加出資も発表され、地合いが悪い中、前日比145円高となる1311円で引けました。
とりあえず、これでもう私の買値である706円まで戻る事は、余程のことがない限り、ほぼないかなと思っていますが、6月5日の「第54通 インフォテリア再購入」でも書いた通り、持ち株の中で一番といえるほど将来性を感じた銘柄なので、目先の上げ下げは気にせず、引き続き、放置する予定です(笑)。
さて、タイトルにも書いた通り、ここに来て、北朝鮮とアメリカの地政学的リスクが再燃しています。為替レートも円高が進み、特に隣の国のウォンも大幅に円高ウォン安が進んでおり、来年2月に平昌オリンピックを見に行くため(先日見に行くことを決断w)に予約しているソウルのホテルも少しでも安く泊まりたいので、円高が進むたびに予約しなおしている状況です(笑)。
普通に考えれば、北朝鮮側も攻撃をすれば、全てが無くなり、意味が無いことは分かっているはずでし、アメリカ側も失うものがあまりにも多いので、戦争になるはずはないのでしょうけど、このままエスカレートした状態が続くと、ちょっとした誤解・誤認・誤報が引き金になって、戦争を引き起こしてしまうという恐れもあるので、早く落としどころを見つけてほしいものです。
とはいえ、北朝鮮はミサイルも核も手放すことはないと宣言していますし、アメリカ側も北朝鮮に屈して、8月の米韓軍事演習をしないという選択肢もまずないでしょうから、まさに先行き不透明という感じです。
本日は山の日ということで、日本市場はお休みでしたが、他の国々はこの問題で全面安状態だったようなので、このまま改善の兆しがなく、連休明けの14日を迎えると、インフォテリアも含め、大幅に下落してしまうので、明後日までになんとかしてほしいというのが本音です(笑)。
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