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平々凡々便り・175通 2018年1月15日 12:40
■平昌オリンピックの話
かなり以前の平々凡々便りに、平昌オリンピックを見に行きたいけどハードルが高いと書きましたが、今回の便りでは、その後、どうなったのかということを書きたいと思います。
まず、結論から言ってしまうと、全てハードルをクリアすることができました^---^。
ただ、見に行くのは試合ではなく、2月22日の午前中に行われるフィギュア女子の練習風景です(笑)。
なぜ、練習風景を見に行くことにしたかは、この後に書きますが、私が一番懸念していたソウル〜平昌間の移動に関しては、通常、鉄道の予約は1ヶ月前なのですが、既に12月から販売されていることを1月に入ってから知り、すぐに鉄道の予約サイトを見たところ、私が滞在する日に関しては、ほぼどの時間帯も予約ができる状態でした。
もしかしたら、私と同じように1ヶ月前からと思い込んでいる人もいて、気付いてない人も多いのかもしれませんが、空席状況を見た瞬間は、ようやく道が開けたという感じでホッとしました。
あとは、観戦チケットを用意するだけという状況になり、2月21日に開催される金メダルの可能性が高い女子パシュートを見に行こうかと検討に入りました。
ただ、北海道からソウルへは前日である2月20日に東京経由で行くため、もし、大雪で飛行機が欠航なんていうことになると、言うまでもなく、厳しい状況に追い込まれます。
しかも、女子パシュートのチケット代は250,000W(約26,500円)で普通に高いです(笑)。
もちろん金メダルの瞬間を見に行けるチャンスもそうそうないので、見に行きたい気持ちもあったのですが、欠航した時のマイナス面が気持ち的にも金銭的にも大きい上、競技の内容自体も、野球、フィギュア、ジャンプのように普段、注目して見ている競技でもないので、欠航のリスクも考慮し、やめることにしました。
他の競技に関しても、2,000W(約2,100円)のクロスカントリーやメダルの可能性がある180,000W(約18,900円)の女子スノーボード・ビッグエアもあったのですが、高校生の頃に札幌の大倉山でジャンプを観戦した際、時間が経つにつれ、体がじんじん冷えてきて、かなりきつかった経験があったので、札幌近郊よりもさらに寒い韓国北部での外での観戦は相当厳しいと思い、こちらもやめることにしました。
そうなってくると、残された競技は必然的に室内競技となるのですが、女子のフィギュアフリーは既にチケットが売り切れで、それ以外の室内競技も男子1000メートル、カーリング、アイスホッケーなどはあるものの、どうしても見たいという競技でもないため、とりあえず、雰囲気だけ味わえればいいかなという思いに変わりました。
そうした中、平昌オリンピックの公式サイトで、フィギュア女子の練習風景が30,000W(3,150円)で販売されていることに気付きました。
このチケットがあれば、競技場の中も見学ができますし、競技場間のシャトルバスやオリンピック博物館などの関連施設の入場も無料になるようだったので、生で競技やメダルを獲得する瞬間を見るという目標は、2020年の東京オリンピックに先送りにし、今回は観光+オリンピックの雰囲気を味わうということに決めました。
さっそく、鉄道の乗車券、観戦チケット(現地でピックアップ)もネットで手配し、もともと手配済みの航空券とホテルと合わせ、これで全てが揃いました。
ハードルが高いと書いていた頃は、本当に先行き不透明でどうなるのかなと思っていたことをよく覚えていますが、何でもいいから競技がみれればいいとイメージしていた地点よりも、もっと奥の地点ともいえるメダルの可能性のある競技の観戦を検討するところまで辿り着けたので、ある意味、満足はしています(笑)。
ただ、オリンピックは当然ながら、多くの人が集まり、その分、治安の悪化やテロのリスクも高まるので、周辺の動きも警戒しながら滞在することを心がけて楽しもうと思っています。
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