JPN-WORLD.COM>>記事一覧>>旬の経済用語講座 第2回「ネコブーム」

今回の用語「ネコブーム」

 皆さん、こんにちは。「にゃん次郎先生&スモークと学ぶ!旬の経済用語講座」のアシスタントを務めるKOです。第2回目の今回から、いよいよ本格的にスタートしますが、その前ににゃん次郎先生についてお話しておきたいことがあります。にゃん次郎先生は新人の為、慣れない部分が多く、特に小中学生にとっては、にゃん次郎先生の説明がわかりにくいと感じてしまうこともあるかもしれません。今後、回数を重ねていくうちにつれ、説明や構成も含め、良くなっていくとは思いますが、それまでは温かい目で見守って下さい^-^;

 あと、この講座の登場するキャストですが、将来的にはゲストとして、日本や世界で実際に出会った猫ちゃん達(猫以外の動物もあり)も登場し、にぎやかな講座にしていく予定でもいます♪

 さて、少し前置きが長くなってしまいましたが、今回取り上げる記念すべき最初の用語は、今日が2月22日で猫の日なので、「ネコブーム」についてです。難易度は「★★」です。では、にゃん次郎先生、お願いします!





にゃん次郎先生
スモーク君、こんにちは。さっそくだけど、2月22日は何の日かわかるかな?
スモーク
先生、こんにちニャン!知ってるニャン!にゃんにゃんにゃんだから猫の日ニャン!




にゃん次郎先生
さすが〜!と言いたいところだけど、猫にとっては知っていて当然の日だったね。ところで、スモーク君はここ最近、「ネコブーム」という言葉が話題になっていることは知っているかな?
スモーク
内容はよく分からないけど、聞いたことはあるニャン。




にゃん次郎先生
時々、バラエティ番組や昼のニュースなどでも取り上げられたりすることはあるから、耳にしたことはあるようだね。では、ネコブームをより理解するために、まずは下記の表を見てみよう。



この表は犬と猫の飼育数の推移を示した表なんだけど、見てのとおり、2015年は犬とネコがほぼ並んでいるのがわかるよね。ちなみに2015年の具体的な数字は、犬が9,917,000匹なのに対し、猫が9,874,000匹ブームで、もうその差が僅か約40,000匹しかなく、2016年には逆転すると言われているんだよ。

スモーク
でも、表だけ見ると、犬を飼う人が単純に減ってきただけにも見えるニャン。。。


にゃん次郎先生
確かにそういう見方もあるけど、このまま猫が犬を逆転するとなれば、これは史上初のことでそういったことから空前の「ネコブーム」とも言われているんだよ。あと、表だと分かりにくいけれど、3〜4年前から比べると着実に猫を飼う人も増えてきているんだ。

ちなみに犬を飼う人が減ってきているのは、高齢者世帯が増加し、散歩が大変ということや飼育費が猫に比べて高いとった理由があげられているんだよ。

スモーク
なるほどニャン。




にゃん次郎先生
そして、もう一つ注目なのが、このネコブームよる経済効果で、関西大の宮本勝浩名誉教授によると、2015年の1年間における経済効果は約2.3兆円だったと試算されており、「ネコノミクス」とも呼ばれているんだよ。

スモーク
2.3兆円と言われても、単位が大きすぎてよくわからないニャン。 zzzz




にゃん次郎先生
スモーク君、もう少しで終わるから寝ないように!確かに2.3兆円という金額だけではよく分からないだろうけど、2014年の訪日外国人観光客による経済効果が2.7兆円(民間エコノミスト試算)なので、それに近いぐらいのことなんだよ。

スモーク
なんとなく、すごいということは分かったニャン。 zzzz




にゃん次郎先生
よし、じゃ、これで今回の授業は終わり。スモーク君、しっかりと復習して、ネコブームという言葉を忘れないように!では、また次回の授業で元気よく会おう!

スモーク
わかったニャン!勉強になったニャン♪




 にゃん次郎先生の記念すべき1回目の授業は楽しめましたでしょうか?さて、次回の講座ですが、にゃん次郎先生がまだ新人ということもあり、やらなければいけないことが多くある為、来月以降に開催予定です。場合によっては少し時間が空くかもしれませんが、2016年下半期(7月以降)からは定期的に開催していく方針でいます♪


[記事更新日]2016年3月22日
[記事作成日]2016年2月22日


・難易度を追記しました(2016.3.22)





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