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第126通 2019年7月3日21:00


■株主総会で再認識した音声認識の将来性

先週の話ですが、前回の日記でも書いた通り、私にとって毎年恒例の株主総会巡り(東京)をしてきました。今回の株主総会巡りで訪問した会社は、MRT(6月25日)、アドバンストメディア(6月26日)、バルクホールディングス(6月27日)の3社で、本当はアドバンスメディアと同じ日に14時から開始の大泉製作所の株主総会にも行く予定だったのですが、アドバンストメディアの株主総会(事業説明会も含む)が13時30分過ぎに終了し、どう頑張っても池袋の文化会館から港区虎ノ門の日本消防会館まで20分ちょっとで行くことは不可能だったので、諦めました。

なお、アドバンストメディアは今回で6年連続の参加となりましたが、その日のうちに前日に株主総会へ参加したばかりのMRTとAI関連のフロンテオの株を売却して、アドバンストメディアの株を買い増ししたくらい、非常に中身のある内容だったので、私に大きな影響を与えた総会となりました。

ちなみに私が買い増しした理由は、事業説明会の中で説明があった2016年に資本・業務提携したイスラエルのベンチャー企業であるAudioBurstに、より大きな将来性を感じたからでした。AudioBurstは一言でいうと、音声検索分野においてグーグルのような存在になることを目指している会社ですが、2018年にサムスンとニッポン放送、今年も電通とヒュンダイが相次いで出資しており、それらの出資している企業名だけみても、その将来性が垣間見れます。

具体的に音声検索でどのようなことが実現するのかという点を、その説明会の中で挙げていた例をもとに紹介すると、例えば車の中で「昨日のトランプの演説が聞きたい」というと、音声とともにディスプレイにもそれが表示されるみたいな感じです。現時点では果たしてそんな機能が必要なのかというように考える人もいるかとは思いますが、もし、それをスマホやパソコンで検索するとなると、手も目もそれらの機器に奪われることになります。それが音声検索であれば、手はフリーになり、目も単に演説だけを聞くのであれば、その機器を見る必要もなくフリーになります。そして、正しく声を認識することが前提にはなりますが、手で入力して検索するよりも速いです。

このことからも、いかに音声認識が次世代のインターフェイスになりえる可能性を秘めているのかが分かるかと思いますが、AudioBurstの音声検索で使われる音声認識のエンジンがアドバンストメディアのAmivoiceであることを考えると、AudioBurstが本当に音声検索分野でグーグルのような存在になったとき、アドバンストメディアへ与える影響は計り知れないものがあるといえます。これが今回の総会で私が感じたAudioBurstへの将来性です。

本当は今年限りで株主総会巡りはやめるつもりでいたのですが、アドバンストメディアは私が株を始めた初期の頃から保有している会社で、かつ今年は一度も協力はできていませんが、在宅スタッフとして登録している会社でもあり、今回のように毎年参加する価値のある総会だとも思っているので、やはり来年以降も行くことになるのかなと思っています(笑)。

他の会社(MRT、バルクホールディングス)については、1時間以内で終わるようなよくある普通の株主総会だったので、特にこれといって書くこともないですが、強いて言えば、MRTは青山学院大学に隣接しているアイビーホールが会場だったので、総会終了後に大学により、学食を食べてみたことぐらいです(笑)。

今回の株主総会巡りを総括すると、アドバンストメディアの株主総会にて、改めて音声認識の将来性を再認識したということに尽きるかなと思います。

では、最後に今回参加した会社のお土産の有無について書いておこうと思います。MRTは任意でいただけるボールペンとMRTのロゴ入りのクリアファイル、アドバンストメディアはお土産なし、バルクホールディングスはクオカード1000円分でした。なお、参加はしていませんが、大泉製作所は今年から廃止であると総会の案内に記載がありました。

それでは、今回の日記は以上です。










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