トップページ>>記事一覧>>
第117通 2018年11月05日00:15


■楽天の株を新規で購入 他

 11月1日〜2日の話ですが、ドコモの値下げ報道に伴い、急落してきたKDDI(買値2,398円)と、1年以上前から監視していた楽天(買値795円)をそれぞれ100株購入しました。

 購入に充てた資金ですが、KDDIはこれまで利確してきた分を使用し、楽天はJストリームとブロードバンドタワーをそれぞれ損切り(ブロードバンドタワーは次の日に買い直し済み)して捻出しました。

 これまでも何度か書いてきたとおり、本当は投資額全額回収の目標もあるので、利確した資金の再投資はしたくなかったのですが、KDDIが東証一部の超大型株とは思えないほどの勢いで下落してきた上、ツイッターのトレンドに入るほど注目を浴びていたので、つい買っちゃいました(笑)。

 ただ、KDDIに関しては11月1日の決算動画で、いち早く値下げに取り組んでおり、既に還元をしていると言ってはいたものの、ドコモ次第で値下げせざるえない状況になるリスクがあるのに加え、提携した楽天が台頭してくる驚異もあり、先行きが不透明な状況です。
 また、私自身も既に4年前から格安スマホ(月々2,000円以下)を使っており、「格安スマホで十分じゃん」と思っている派でもあるので、この状況でKDDIに期待するのは時代の流れとは逆かもと思い、結局、次の日の朝、2,450円で売却しちゃいました。
 仮に5GやIOTなどが伸び、値下げの影響もさほどなかったとした場合でも、既に6兆円という時価総額を考えると、ここから大きく株価を伸ばすのは難しいですし、それであれば株価が500円〜1,000円ぐらいの大きく上昇する可能性のある小型株を買ったほうが下値リスクも少なく、よいのではとも思いました。

 一方の楽天は、時価総額1兆円の大型株ではありますが、KDDIとは違い、これからシェアを伸ばす側なので、軌道に乗ればかなり面白くなるのではと思っています。

 昨年のMVO(キャリア)参入発表以降、設備投資のリスクなどから下落し続けていましたが、業績は悪くないですし、この提携で幾分、設備投資のリスクも和らいだともいえるので、これを機にトレンドが転換し、MVO参入発表前の4桁の株価に戻る可能性も出てきたかなと思っています。

 そういった思いもあって今回購入したのですが、もともと私は楽天証券、楽天モバイル、楽天アフィリエイトなど、買い物以外にもよく楽天のサービスを使用しており、1年以上ダイヤモンド会員も継続中で、前々から楽天の株にも興味は持ってはいたので、ついに株まで買っちゃったかぁという感じです(笑)。

 なお、KDDIを売却して戻ってきた資金ですが、6割は元の口座に戻し、残りの4割は再投資に回すことにしました。

 初期投資額全額回収まで残り26.5万円から再び約38万円と遠ざかってはしまいますが、色々調べているうちに人材派遣銘柄が欲しくなってしまいました。

 まだ購入はしてないのですが、早ければ今日(日付けが変わったので)にでも買う予定で、現時点では東証マザーズに上場しているエスユーエスという銘柄を検討しています。

 エスユーエスは配当も優待もないですが、第4次産業革命関連の分野(AI・IOTなど)に強みを持つ人材派遣会社で、「社会人学校」というキャリアパスプランを提供しながら人材育成を行っており、業績も右肩上がりです。
 
 また、同社のHPによると、ヒューマンスキル育成ツールである「HQ Profile」を産学連携により独自開発し、1,600社以上利用されていると記載がある他、自社開発のAIマッチング採用管理ツール「SUZAKU」も販売を開始しています。SUZAKUの年間利用料は350万円で、今後3年間で500社の導入を目指すとしており、もし、その目標どおり導入が進めば、これだけで売上が17.5億円になり、大きな収入源になることが期待されます。

 このように単なる人材派遣としてだけでなく、プラスアルファでの収益が期待できる材料を持つ銘柄であり、また、このまま順調にいけば、配当や鞍替えも今後期待できるので、中長期的にはかなり期待できるのではないかと思っています。

 まだ、正式に買うとは決めていませんが、時価総額100億未満、発行済み株式総数も800万株という小型株で、私が買いたくなる条件をほぼ満たしていることから、多分買うことになるのかなと思っています(笑)。














一覧に戻る





プロフィール











 Copyright(c) jpn-world.com all rights reserved. 2018