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第42通 2016年12月7日21:30


■三菱UFJリースの買戻し失敗(笑)

 12月4日に行われたイタリア国民投票とオーストリア大統領選挙のリスクを回避するために、一度売却していた三菱UFJリースの株ですが、ほとんど影響を受けないまま上昇をし続け、結局、買い戻しに失敗しました(笑)。

11月28日に三菱UFJリース(買値544円)とクロスキャット(買値495円)の株をそれぞれ100株ずつ購入したと、前回の日記で書きましたが、三菱UFJリースについては、買った時点で既にここ数ヶ月の中の高値圏に位置していたのと、買った翌日に10円以上、値を下げていたこともあり、11月30日に買値を1円上回った545円で、一旦、売却する選択をしました。

 しかし、もともと買おうと考えていた12月2日になっても下がらず、逆に勢いよく560円を超えていき、その後も上昇を続け、本日は588円で引けました。

 もともと520円台で買いたいと思っていたため、さすがにここまで上昇した状態で買うのはリスクが伴うこともあり、もう諦めることにしました。

 そこで、その代わりというわけではないですが、株を始めた当初から監視をしていた銘柄の一つでもある空港施設という会社の株を、本日581円で100株購入しました。

 空港施設は、羽田・伊丹を中心に全国13の空港で施設を運営・賃貸をしている会社で、日本航空と全日空が同じ比率で大株主にもなっています。

 正直、地味な銘柄ではありますが、私自身が旅行(飛行機)好きなので、前々からこういう株も面白いなぁと思っていました。株を始めた直後にも、1000円台で推移していた日本空港ビルディングという会社の株を、同じように旅行や飛行機が好きという理由から、あとボタンを一つ押せば購入というところまで検討したこともあったのですが、結局、買わずにいました。
 
 ちなみに日本空港ビルディングは、羽田空港国内線の家主でもあるのと、空港内に免税店などを運営していることから、中国の爆買いなどの特需もあり、その後、一時期8000円まで上昇するという大相場を繰り広げました。今は4000円台で推移していますが、さすがに8000円を超えた時には当然ながら、「あの時に買っておけば」という気持ちになりました(笑)。

 空港施設は、どちらかというと空港や航空会社をサポート側であるため、日本空港ビルディングと比べると、売上高も一桁少なく、大化けすることはほぼないだろうと思ってはいますが、ここ数年、着実に業績は伸びています。また、今後も地方空港の民営化、東京オリンピック、羽田空港の拡張、アジアをはじめとする訪日外国人観光客の増加など、先は比較的明るいですし、カジノ法案も参議院を通過すれば、将来、羽田空港周辺にできるかもしれないという期待もあります。
 そういったことを考えると手堅い銘柄ともいえますし、株価自体も直近では高値圏ではありますが、今よりも業績が悪かった2013年後半から2015年前半までは700円以上で推移していたので、ここも株価が見直されれば、普通に700円台は超えてくると思っています。

 いつまで保有するかは未定ですが、とりあえずは売却の目標株価を700円台にし、実際にそこまで上昇したら、その時にどうするか考えようと思っています。

 ただ、その前に三菱UFJリースが落ちてくるようなことがあれば、そちらに乗り換えるかもしれません(笑)




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