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第38通 2016年10月7日00:50


■ノーベル化学賞、日本人受賞ならず

 10月5日に発表された2016年ノーベル化学賞ですが、欧米の研究者ら3人が受賞し、残念ながら、日本人の連続受賞はなりませんでした。

 なお、これに伴い、私の持ち株であるシンバイオ製薬の株価も、シニアアドバイザーを務める前田浩氏が受賞できなかったことから、10月6日は朝から特売で始まり、最終的には前日比-20円の255円で引けました。

 今回の結果は、残念ではあるものの、2016年トムソン・ロイター引用栄誉賞が発表される前までは、ノーベル賞の関連銘柄にシンバイオ製薬が取り上げられるとは思ってもいませんでしたし、また来年以降もあるので、そこまでがっかりはしていないというのが正直なところです。

 ちなみに、10月3日に「オートファジー(自食作用)」の仕組みや機能を解明した東京工業大学の大隈良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞した後、オートファジーの技術を扱っているコスモバイオの株価がどうなったのかというと、10月4日はストップ高で引けたものの、10月5日に大幅下落し、10月6日もさらに下落し、終了となりました。
 
 コスモバイオは、株式発行総数が非常に少なく、値動きも軽い銘柄なので、2倍、3倍ぐらいにはなるのかなと思っていたのですが、全然、伸びませんでした。

 結局のところ、直接的に業績が結びつくかは分からない部分が多く、あくまでも思惑でしかないため、続かなかったのかなと思っています。ただ、これはシンバイオ製薬も同様で、もし、前田浩氏が受賞していたとしても、それがどこまでシンバイオ製薬の業績に結びつくのかは不透明だったので、同じような感じになっていたのかもしれないと思っています。

 今年のノーベル賞相場では、特に売買もしなかったので、利益はありませんでしたが、発表する瞬間は昨年同様、生中継で見ながら楽しめたので、満足できました。来年は、その時の状況によるので、現時点ではなんともいえませんが、昨年のように夏ぐらいに関連銘柄を買って、この時期に売るということもしようかなと思っています。





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