トップページ>>記事一覧>>
第9通 2015年7月29日20:10


■アールテック・ウエノの株購入

本日、後場の終了間際に今年2月位から長らく注目していたアールテック・ウエノという会社の株(買値1629円×100株)を購入しました。

ただ、新たに資金を投入して買ったわけではなく、前回の日記で書いたKlabの株を、昨日の前場の寄りで100株(売値1881円)売却したので、その資金を充てました。

もともとこんなに早く、Klabの株の一部を売る予定はなかったのですが、昨日の朝の段階で、その前日の上海株急落の影響により、アメリカのダウ平均や日経先物が軟調だったため、Klabの株も1811円〜1860円の窓を閉めに来るだろうと思い、1810円前後で買い戻すつもりでした。しかし、朝一に1881円で売った後、1850円位までは下がったものの、その後1900円を越えて上昇に転じ、買戻しに失敗しました(笑)。

ちなみに本日のKlabの株価は、未だに7月23日に配信した「BLEACH -Brave Souls」がiPhoneのアプリトップセールスランキングで8位(ラブライブも10位)にランクしていることもあり、2057円まで上昇して引けていました。

現在、トップ10に同じ会社のアプリが2つ以上ランクしているのはKlabだけなので、この調子で行くと、11月発表の第3四半期決算ではかなりの好決算になることが予想されます。現在の時価総額は773億円(7月29日終値ベース)ですが、同業他社と比較して1000億円〜1500億円(株価約2500円〜4000円)位あってもおかしくない段階まで来つつあるので、残りの100株はもう手放さない予定です(笑)。

さて、本日買ったアールテック・ウエノという会社ですが、創薬ベンチャーで好業績・高配当の非常に優良株の一つです。

現在の収益の柱は緑内障や高眼圧症の治療で使われる「レスキュラ」という点眼薬と、便秘薬の「AMITIZA(アミティーザ)」ですが、特に便秘薬が好調であるのに加え、新薬の候補となるパイプラインを何本も持っているので、今後業績に直結するライセンスアウトなどの可能性もあり、非常に材料が豊富です。それでいて、ROE(自己資本当期純利益率)も10%を越え、年間3000円以上の配当金も出しているので、比較的安心して保有できる銘柄です。

ただ、買値が1629円と本日更新した今年の高値近辺なので、明日以降、一旦下落してしまうかもしれませんが、7月初旬頃にKlabと株価の差があまりなかった時にも100株入れ替えようか、相当迷っていたので、手にした瞬間、すごいスッキリしました。

ちなみに先ほどKlabの資金を充てて購入したと書きましたが、正確にはKlabを売った直後、その資金で一度、2年連続で株主総会に参加しているアドバンストメディアの株を200株(買値813円)買い増ししました。アドバンストメディアも2週間ほど前にサンクロレラという会社が大量保有報告を出し、日足、週足のチャートも雲を抜け、久しぶりに上昇してきそうな雰囲気があったので購入してみたのですが、既に200株保有していましたし、リスク分散のためにも818円で200株売り、アールテック・ウエノを買いました。

正直、上昇のスピードだけを考えれば、時価総額300億あるアールテック・ウエノが2000円になるよりも、時価総額130億のアドバンストメディアが1000円×200株になる方が楽そうな気もしますが、株価どうこうよりも、今後、アールテック・ウエノの一株主として、決算発表やIRを楽しめることが何よりも嬉しいです。

また、代表取締役社長が眼科専門医ということもあり、過去の決算動画でも、目の分野に関する話が中心となっており、私自身も毎年ぶどう膜炎になることから、非常に目に関する話は興味を持って聞くことができるので、今後、色んな面で楽しめる銘柄になると思っています。

あと、ついでに小僧寿しの株も108円で100株買っておきました。時価総額が32億円と安く、決算短信には「継続企業の前提に重要な疑義あり」の記載があるものの、夢真ホールディングスを見事に再建した実績を持つ、佐藤社長の下で再建中なので、期待しています。

最後にKlabを100株手放したのは残念である一方、これまで気持ちのどこかで期待はしつつも昨年2000円でKlabを買い増ししてしまったという、やきもきした思いもあったので、どことなくスッキリした思いもあり、これで新たなるスタートを切れたと思っています。




一覧に戻る




プロフィール







 Copyright(c) jpn-world.com all rights reserved. 2015