■インフォメーション
※住所、営業時間、入場料については公式HPやガイドブック(旅行サイト)を参照にしていますが、変更になっている場合や入力ミスも考えられるのでご自身でも再度確認することをお勧めします。電話番号につきましてもご自身で確認下さい。 |
■紹介
【5人のお妃様が祀られている廟】
台湾鉄路「台南」駅から徒歩30分ほどの五妃街に位置する「五妃廟」は、1683年に建てられた5人のお妃様(袁氏、王氏、秀姑、梅姐、荷姐)が祀られている廟で、台湾の一級古跡にも指定されています。
少し歴史を振り返って説明すると、中国大陸・明朝(1368年~1644年)の最後の王族である寧靖王(朱術桂)は、1644年に李自成の乱により、明が滅びた後、次の王朝である清(1644年~1912年)に抵抗を続けていました。しかし、その抵抗も及ばず、清軍に追われ、日本人を母に持つ鄭成功や5人のお妃様らと共に台湾に渡ってきました。台湾に渡った後も、清に対抗する為に拠点作りに励みましたが、結局、その後の戦いにも敗れ、自決を決意しました。その際に5人のお妃様には生き延びるよう伝えましたが、5人のお妃様は寧靖王(朱術桂)と共に死ぬことを選び、先立って自決をしました。その後に寧靖王(朱術桂)も自決をしましたが、この話は後世の人々にも伝えられ、1751年にこの廟を慰霊として修復され、
「五妃廟」と名付けられたとされています。
なお、敷地内には廟だけでなく、緑が生い茂った公園が広がっており、喉かな雰囲気を感じる事ができます。台南駅からは少し離れていますが、歴史が好きな方にはオススメの場所です。 |
■フォトギャラリー
五妃廟の看板です(2016年1月撮影)
五妃廟の石碑です(2016年1月撮影)
五妃廟とその周辺の経路図です(2016年1月撮影)
敷地内に広がる公園です(2016年1月撮影)
五妃廟です(2016年1月撮影)
五妃廟の入口です(2016年1月撮影)
五妃廟内の風景です(2016年1月撮影)
五妃の碑です(2016年1月撮影)
五妃の碑の説明です(2016年1月撮影) |
[記事作成日]2016年4月29日
※2016年1月に訪れた時の体験を基に作成しています。
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