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★注意★
ここでは、2006年6月6日に体験したマレー鉄道での国境越え(シンガポールからマレーシアへ)の内容を紹介しています。ただ文章自体については2006年6月15日に書いたものなので、現在とは大幅に異なっています。そのため、これから行こうと思っている方は他サイトにて最新の情報を確認下さい。
[マレー鉄道でジョホール・バルへ行く際の乗車券について]
ジョホール・バルでマレー鉄道で行く際ですが、MAILという普通列車で行く必要があります。ただ、MAILという普通列車は朝と夕方の2本しかない為不便です。そこで、ここではマレー鉄道の特急に乗って行く方法を紹介します。
だったら最初から特急で行けばといいのではと思うかもしれませんが、実は特急の場合、シンガポール駅から50キロ未満の距離にある駅については販売をしておりません。つまり、シンガポール駅から50キロ未満であるジョホール・バル駅については対象外ということになります。
そこで、マレー鉄道に問い合わせをしたところ、ちょっと高くなってしまうのですが、50キロ以上先の駅で一番近い駅の切符を購入して、ジョホール・バルで降りることは可能という回答をもらいました。ちなみに50キロ以上で一番近い駅はPALOHという駅になります。特急だと朝早い時間帯にジョホール・バル方面へ向かう列車があるので、午前中にジョホール・バルの観光を済ませたい場合はこの方法がよいと思います。
ただ、注意が必要なのは特急の場合、ジョホール・バル駅では基本的に乗車のみなので国境のコーズウェイが見えてきたら、降りる準備を始め、あらかじめ、ドア付近にいた方がよいと思います。ただし、ドアは走行中でも開くので寄りかかったりしないように注意しましょう。
また、着いたらすぐに乗客が乗ってくるので、その前に下車しましょう。降りてしまえば、特に切符を見せることもなく、そのまま駅舎に入り、外に出れます。
具体的な料金についてはKTM(マレー鉄道)のHPで確認することをオススメします。参考までに2006年6月時点ではAEC(自由席)だと10S$でした。あと、乗車券の購入は最低でも30分前までにという張り紙がしてありましたが、ぎりぎりだと満席の可能性があります。現に私は45分くらい前に行きましたが、既に自由席は満席とのことで、スーペリアクラスで乗車することになり18S$もかかりました。バスだと、2.40S$なので、それを考えるとかなり高額になってしまいますが、マレー鉄道にどうしても乗りたかったのでそのまま購入しました。
もし、日程が決まっているのなら、KTMのHPでも予約が可能なので予め購入する方がよいかと思われます。
[出入国審査について]
マレー鉄道で行く場合、出入国審査の順番が通常(出国審査→入国審査)と逆になり、先にシンガポール駅でマレーシアの入国審査を受け、マレー鉄道に乗車するようになっています。これはマレー鉄道がマレーシアの財産ということもあり、マレーシアによって管轄されているからです(つまり、マレーシアの領土)。
シンガポールの出国審査については、マレーシア国境の手前にあるウッドランズ・トレイン・チェックポイントという国境検問所で行われます。そのため、乗客はここで一度下車し、検問所内で全員の出国審査が終わるのを待ちます。ある程度時間が経つと再度、列車に乗り込むよう指示され、全員の審査が終わると列車はマレーシアへと走り出します。ちなみにホームではは銃を持った警備員が常に監視の目を光らせています。
マレー鉄道で行く際の説明については以上です。あとは下記の動画(マレー鉄道からの車窓より)や写真集も参照していただければと思います。 |
■動画
マレー鉄道(KTM)で乗車した際に撮影した「【マレー鉄道の車窓より】シンガポール~ジョホール・バル(マレーシア)編」をお送りします。シンガポール~ジョホール・バル(マレーシア)は約1時間程かかりますが、その内の40分程度を抜粋して4回に分けています。
【詳細】
[日付]2006年6月6日8:20発
[Origin]シンガポール [To]パロー(ジョホール・バルで下車)
[Train]EKSPRES RAKYAT
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【マレー鉄道の車窓より】 シンガポール~ジョホール・バル(マレーシア)編 1/4
ここではその1/4になります。ちなみに再生後2分程度すると発車します。あと、周りに韓国の方々がいたので韓国語が聞こえてきます☆
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【マレー鉄道の車窓より】 シンガポール~ジョホール・バル(マレーシア)編 2/4
ここではその2/4になります。 |
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【マレー鉄道の車窓より】 シンガポール~ジョホール・バル(マレーシア)編 3/4
ここではその3/4になります。 |
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【マレー鉄道の車窓より】 シンガポール~ジョホール・バル(マレーシア)編 4/4
ここではその4/4になります。最後の方で橋を渡るシーンがありますが、そこを超えるとマレーシアになります。国境自体は橋の上に両国の国旗があり、そこが国境となります。 |
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■フォトギャラリー
シンガポール駅のホームです。
人が並んでいますが、マレーシアの入国審査が行われています。
見ての通り、列車に乗る直前で行います。
列車の外観です。
列車の中から撮影した反対側のホームです。
列車内は至って普通です。
スーペリアクラスの椅子ですが、なにがスーペリアなのか分かりませんでした。 |
[記事更新日]2016年3月26日
※2006年6月に訪れた時の体験を基に作成しています。
・2009年9月13日から公開していた内容に注意書きとして情報が古い旨の内容を追記しました(2016.3.26)
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