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世界でも最大といわれる規模を誇る『戦争記念館』
■インフォメーション
・韓国語表記 전쟁기념관
読み:チョンジェンキニョンmグァン・オススメ度 歴史を知るなら★★★★★ ・観光所要時間 2時間以上 ・住所(日) ソウル特別市龍山区龍山洞1街8 ・住所(韓) 서울특별시 용산구 용산동1가8 ・最寄駅 地下鉄4・6号線「三角地」駅12番出口より徒歩約5分 ・営業時間 9:00~18:00(入場は17:00まで)
※月曜休み・入場料 無料 ・公式HP http://www.warmemo.or.kr/(日・韓・英・中) ・Google地図 https://goo.gl/maps/DdV86zfXffm ・ロードビュー
(Daum地図)http://dmaps.kr/gz34 ※周辺の風景を確認できます。
※住所、営業時間、入場料については公式HPやガイドブック(旅行サイト)を参照にしていますが、変更になっている場合や入力ミスも考えられるのでご自身でも再度確認することをお勧めします。電話番号につきましてもご自身で確認下さい。
■紹介
【世界でも最大といわれる規模を誇る戦争記念館】
1994年に平和を祈願して建てられた戦争記念館は、板門店と並び、韓国の歴史を知る上で欠かせない場所となっています。この記念館は「屋外展示場」と「屋内展示場」で構成され、屋内展示場では6部門(護国追慕室、戦争歴史室、韓国戦争室、海外派兵室、国軍発展室、大型装備・防衛産業展示室)に分かれており、韓国の歴史にまつわる数多くの資料が展示されています。ちなみに同類の記念館としては世界でも最大の規模を誇るといわれています。
【無料でみれる範囲と観光所要時間】
戦争記念館の敷地内に入ると、真っ先に中央の広場にある兄弟の像(下記に写真あり)が目につきます。これは朝鮮戦争により分断された兄弟が、韓国軍兵士(兄)と北朝鮮兵士(弟)として再会する姿を表しており、実在を基にして造られたそうです。他にも朝鮮戦争休戦50周年の記念物、屋外展示場のミサイルなどが展示されています。また、館内の入り口付近には、朝鮮戦争やベトナム戦争で命を落とした戦死達の名前が刻印された大理石も建てられていますが、ここまでは館外なので無料で見学する事ができます。正直、これだけでもじっくり見るとあっという間に時間が過ぎます。さらに館内は先程も触れましたが6部門に分かれいるので、全て見るには2時間以上はかかると思います。
【~屋外展示場、戦争歴史室、韓国戦争室、国軍発展室の4つをピックアップ~】
今回、ここでは屋外展示場と屋内展示場の戦争歴史室、韓国戦争室、国軍発展室の4つをピックアップして紹介します。なぜ、この4つなのかは、この4つ以外の写真をほとんど撮影していなかったからです^^:; なお、護国追慕室と大型装備・防衛産業展示室の展示物についても、わずかながら撮影した写真はあり、それらは下記のフォトギャラリーにて掲載していますので、参照頂ければと思います☆
[屋外展示場]
ここでは実際に国連軍が使用した装甲車、湾岸戦争で使われた戦闘機、ミサイルなどが展示されています。[戦争歴史室]
ここでは主に先史時代から三国、高麗、朝鮮、大韓帝国時代までの軍事遺物(石器、剣、鎧など)が展示されています。[韓国戦争室]
ここでは主に韓国(朝鮮)戦争を中心に紹介されています。また、その他に日本からの独立に関する資料(日本降伏文書やカイロ宣言文)なども展示されています。[国軍発展室]
ここでは韓国国軍の軍事発展に関する資料が展示されています。また、潜水艦や爆撃機の模型もあり、中に入れるようになっていました。
ここで紹介していない展示物もまだまだたくさんあるので、あとは実際に見に行ってのお楽しみという感じですね。
■フォトギャラリー
外観&記念物(2006年)
記念館の外観正面に掲げられている国旗は、国連軍として朝鮮戦争に
参加した国限定なので日本はありません(2006年2月撮影)
「平和の広場」といわれるところですが、実際にいってみるとかなり広いです(2006年2月撮影)
これが先ほどの紹介で説明した「兄弟の像」になります(2006年2月撮影)
この塔みたいな建物は、朝鮮戦争休戦50周年を記念して作られた
「6・25象徴造形物」の一つになります(2006年2月撮影)
これは「平和の時計塔」です。ちょっと見づらいですが、塔の上で二人の少女がそれぞれ時計を抱えています。
時計を上に持ち上げている少女は韓国側という設定で、現在の時刻を表しています。一方、その下にいる少女は
北朝鮮側という設定で、韓国(朝鮮)戦争によって止まった時の時計(1950年6月25日午前4時)を抱えています。
いつか統一が実現した時には、2人の間に統一された時計(下記の写真)が設置されるそうです(2006年2月撮影)
統一された時に設置する予定の時計で、「平和の時計塔」の近くにあります(2006年2月撮影)
休館日にはこの案内が置かれますが、屋外展示場は見学出来ます(2006年2月撮影)外観&記念物(2005年・雪編)
雪が降った時の外観です。北海道民の私でもこの時は寒かったです(2005年2月撮影)
雪が降るとまた違った雰囲気を感じます(2005年2月撮影)
冬は寒いので屋外展示場は暖かい時期に見ることをオススメします^^:;(2005年2月撮影)
手前にあるのは広開土王碑で、高句麗第19代目の王であった広開土王の業績を称えるために、
その息子である長寿王が414年に建てた碑らしいです(2005年2月撮影)
碑銘&護国追慕室 他
館内入口前には碑銘があり、戦死者達の名前が刻まれています(2005年2月撮影)
日本語表記もあります(2005年2月撮影)
護国追慕室です。この写真の説明は下記の写真です(2005年2月撮影)
ちょうど日本語の説明部分ととカメラのフラッシュが重なってしまいました;;(2005年2月撮影)
大型装備・防衛産業展示室にある展示物です(2005年2月撮影)
[記事更新日]2015年9月27日
※2006年2月、2005年2月に訪れた時の体験を基に作成しています。
・スマートフォンでも場所を検索しやすくする為、リンク型のGoogle地図情報を追加しました(2015.9.27)
・ページの表示を高速化させるのに伴い、グーグルマップを非掲載にしました(2015.1.21)
・ロードビュー情報を追加し、入場料を最新の情報に更新しました(2013.9.24)
・2006年から公開していた内容をリニューアルしました。(2008.11.12)
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