■インフォメーション
※住所、営業時間については公式HPやガイドブック(旅行サイト)を参照にしていますが、変更になっている場合や入力ミスも考えられるのでご自身でも再度確認することをお勧めします。電話番号につきましてもご自身で確認下さい。 |
■紹介
【1997年に開業した駅】
素砂駅は1997年に開業した駅です。駅の規模は小さく急行も止まりませんが、駅周辺には地元の市場が広がり、多くの人で賑わっており、ローカルな雰囲気を味わう事ができます。
[こぼれ話:素砂駅で出会った地元の中学生]
2007年5月6日、富川周辺を散策した後、ソウルへ戻るために素砂駅へ行き、駅構内のベンチで休憩していました。すると隣に少年が座り、私に何やら話しかけてきました。片言の韓国語でお互いに簡単に自己紹介すると、その少年は15才の中学生ということが分かりました。なぜここにいるのか尋ねると少年は「友達を待っている」ということを言ってきました。ではなぜ私に話をかけてきたのかを聞くとお金を私に見せ、「ソウルに帰りたいが、戻るためのお金がないのでお金が欲しい」と言ってきました。うーん、友達を待っていながらソウルに帰りたいのは矛盾する話なので、私は「それなら友達に言いなさい(借りなさいという意味で)」と言いましたが、なかなか友達が来ないと言ってきました。では「親に言いなさい」と言うとすごく残念そうな顔をしていじけてきました。
誰がどう見てもおかしな話で帰りの運賃を持たないまま友達と素砂駅に来るはずもなく、私ももう笑いながら「거짓말(嘘)~」と言うと、その少年は別な話を熱心に話し始めました。内容が難しく、最初は何を話しているか分かりませんでしたが、所々に豊臣秀吉といった日本人の名前が聞こえ、中には「誰それ?」という人物も登場してきました。どうやらその少年は、豊臣秀吉が朝鮮出兵した時の話をしているような感じでした。ただ、いかんせん何を言っているのか分からないので、私も「ふーん」という位しか返答できませんでしたが、おそらく遠回しに過去にそういうこともあったのだから、その分「お金頂戴!」と言っているのかなぁと思いました(笑)
とはいえ、通常、日本で知らない子にお金をあげるなんてことはあり得ない話なので、あげるつもりはなかったのですが、あとは帰国するだけだったので、結構面白い少年だし日本円で数百円程度なら小遣い程度にいいかなと思い、あげることにしました。少年は5000Wを要求して来ましたが、冗談を交えた長いやり取りのすえ、2500Wで手を打つことにしました。
最後は握手を交わし、いつかまた会おうみたいな感じで見送られましたが、なかなか地元の中学生と話す機会もないのでちょっとした思い出になりました(笑) |
■フォトギャラリー
見づらいですが、素砂駅の看板です(2015年10月撮影)
素砂駅の入口です(2015年10月撮影)
駅構内のベンチです(2015年10月撮影)
素砂駅のホームです(2007年5月撮影)
素砂駅ホームから見える風景です(2007年5月撮影) |
[記事更新日]2016年3月17日
※2008年5月、2007年5月に訪れた時の体験を基に作成しています。
・リンク型のグーグル地図と最新の写真を追加しました(2016.3.17)
・ページの表示を高速化させるため、グーグルマップを非掲載にしました(2015.5.24)
・2009年2月21日から公開していた内容にロードビュー情報を追加しました(2013.11.4)
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