スタンレーパーク周辺にはレンタサイクルショップがいくつかあり、自転車を借りてサイクリングを楽しむ事ができます。特にスタンレーパークは日比谷公園の25倍といわれる程の規模なので、歩いて回るには大変です。そのため、効率よく回りたい人やあまり時間のない人は自転車のレンタルをオススメします。
とはいっても、なかなか海外で自転車を乗る機会と思いますので、ここでは簡単ではありますが、私が実際に利用したレンタサイクルショップ「Bayshore Rentals」を基に、自転車の借り方から乗る際の注意事項、返却方法について紹介します。 |
■レンタサイクル店(Bayshore Rentals)のインフォメーション
※住所、営業時間、料金については公式HPやガイドブック(旅行サイト)を参照にしていますが、変更になっている場合や入力ミスも考えられるのでご自身でも再度確認することをお勧めします。電話番号につきましてもご自身で確認下さい。 |
■紹介
【1】自転車の借り方
BayshoreRentalsでは店の看板には日本語で「貸します」と表示があり、日本語が通じると思って入店しましたが、残念ながら通じませんでした。ただ、片言の英語でもなんとかなります。まず、店に入ると店員が来るので、自転車を借りたいことを告げましょう(例:「I'd
like to rent a bicycle」など)。
次にどれくらいの時間、利用したいのかも伝えます。その後に店員から、保証金について説明があり、クレジットカードの提示、もしくは現金で$100ドル(レンタルする時間によって異なると思います)を預けるように言われます。英語が苦手な人でもdeposit(デポジット)
という単語さえ聞き取れれば、保証金のことだと思えば大丈夫だと思います。料金そのものの支払いについては、前払いではなく、返却する際に支払う後払いになっています。
(当時、私は前払いだと思い込んでいて、料金支払おうとしたが、$100だと言われ、慌てて料金表と違うと適当な英語で言ったところ、depositという単語で保証金だと気づき、クレジットを提示しました^^;)
それが終わったら、身長に合わせてヘルメット(義務)と自転車を選んでくれます。一度、その場で試乗し、ヘルメットのサイズや自転車の乗り心地に問題ないかを確認します。問題がなければ鍵のかけ方やスピードの切り替え方法の説明を受けます。また、スタンレーパークの地図は必要かとも聞かれるので、「YES」と答えれば、簡単な地図をもらえます。全てにおいて問題なければ、最後に「Have
a fun!」と店員に言われ、出発といった感じです。
【2】自転車に乗る際の注意点
バンクーバーで自転車を乗る際には、注意しなければならない点がいくつかあります。まず、必ずヘルメットを装着して乗らなければなりません。日本では装着しないで乗るのが一般的ですが、ここでは安全の為に装着が義務付けられています。
次に、自転車を歩道に乗り入れてはなりません。必ずサイクリング・コースや自転車専用のレーン、それらがない場合は一般道(自動車と同じく右側)を走る決まりになっています。自転車専用のレーンがあるところでは自転車に関する標識が至る所にあるので、それに従って走りましょう。ただ、場所によっては標識が分かりづらいところにあったりするので、その辺は注意が必要です。
日本でも2008年6月に、30年ぶりに自転車のルールが改正され、少し厳しくなりましたが、バンクーバーでは自動車と同じ扱いでかなり厳しく、違反すると場合によっては罰金をとられることもあるそうです。他にも、二人乗りが禁止されていたり、一般道を走る場合には右折、左折、ストップする際にサインを出す必要があるなど細かい点はありますが、スタンレーパークやサイクリングコースを走る分には最低限のルールさえ、守っていれば問題ないと思います。
【3】自転車の返却方法
自転車の返却についてですが、借りるときよりも簡単です。店まで自転車を持っていくと「楽しかった?(英語)」などと店員に言われつつレジへと向かいます。そこで、どれくらい利用したか時間をチェックされ、あとは料金を支払います。最後に、最初に保証金としてクレジットカードを提示した場合は、クレジットカードの請求書をその場で破られ、現金を預けた場合は現金を返してもらい、完了となります。 |
■フォトギャラリー
BayshoreRentalsで借りた自転車です(2004年2月撮影)
写真で見ても分かると思いますが、左が自転車専用、右が人専用です(2004年2月撮影)
写真の正面中央に自転車の標識があります(2004年2月撮影)
写真のように、道にも案内があります(2004年2月撮影) |
[記事更新日]2016年3月13日
※2004年2月に訪れた時の体験を基に作成しています。
・料金を最新の情報に更新しました(2016.3.13)
・2006年から公開していた内容をリニューアルしました(2008.12.14)
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