第2号 映画『フライトプラン』(2005年・米)の感想 |
[視聴日:2006年1月29日(映画館:東宝プラザ1にて)] |
今回は映画『フライトプラン』(05年・米)の感想について紹介します。
まず、率直に言っておもしろくありませんでした。
内容を簡単に説明すると、航空機設計士のカイル(ジョディー・フォスター)は、娘のジュリアと共に旅客機へ乗り込んだが、一緒に乗ったはずのジュリアが行方不明になってしまう。カイルは誰かに誘拐されたと主張するがキャビンアテンダントもその娘を見ておらず、旅客名簿にも名前がないといわれる。カイルは一緒に乗ったはずだと強く主張するも聞き入れてもらえず、周りからはヒステリックや精神異常だと非難される。それに対しカイルはさらに激怒し、自ら探し回るも私服航空保安官に止められるてしまう。しまいには乗客の中にいるアラブ人を誘拐犯だと疑いをかけてしまう。
結局は怪しい私服航空保安官とキャビンアテンダントの共犯であったことが途中(終盤ぐらい)で分かり、航空機に詳しいカイルと私服航空保安官との戦いが始まる。当然のことながらカイルが勝利し、娘を助けTHE ENDという話でした。
なんとも、ありきたりなサスペンス映画。最初から私服航空保安官は犯人ですよみたいな感じですし、仮にカイルのヒステリックで実際に娘が乗っていなかったとしても、おもしろくないです。それに乗っていたアラブ人に疑いをかけるのも、ある意味、人種差別ではないでしょうか。
救いだったのは上映時間が、98分と短かったことです。
面白かった度:★★
※★印は5段階です(詳しくはゴールデンロード通信1を参照下さい)
それでは、また次回をお楽しみに!
[記事更新日:2008年10月6日]
※2006年2月24日付け公開していた内容を一部変更しました(2008.10.6)
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