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【住所】札幌市中央区南3条西2丁目 ニコービルB2F(狸小路2丁目内) |
【最寄駅】地下鉄各線「大通」駅より徒歩5分~10分、地下鉄東豊線「豊水すすきの」駅より徒歩数分 |
【公式HP】http://www.tanukikoji. or.jp/teikokuza/(閉館したため、現在は開けません) |
【座席数】スクリーン1(187席) |
※データは閉館時のものです
紹介
ニコー劇場は、かつて札幌の狸小路2丁目にあった映画館です。1967年に洋画名画座としてオープンしたのが始まりで、当時は男性向けのアクション映画を多く上映していたそうです。1974年には九島興行が映画から撤退したため、天野興業へと経営が引き継がれましたが、その後も数々のヒット作品を上映し、多くの人に親しまれてきました。しかし、2003年に札幌シネマフロンティアが出来たことによる観客の減少や老朽化などの理由から、2003年8月25日(最終上映は8月24日)に閉館となりました。
※参考文献:『札幌と映画』 札幌市教育委員会編(1989年)
外観はミニシアターのようなこじんまりとした感じでしたが、劇場内は今ではあまり見られなくなった折り畳みではない固定式の椅子や、スクリーンの横に四角い時計があるなど、昭和を感じさせる味のある映画館でした。
私自身、ここでは「猿の惑星2001」「チング友へ」「ワイルドスピード」「スパイ・ゾルゲ」の4作品しか見ておらず、決してよく通ったとはいえませんが、スクリーン横の四角い時計の印象が強く残っているせいか、何度もここで見たかのようなそんな感覚が今でも残っています。
下記で紹介している劇場内の写真は、閉館日の最終上映後に撮影したものですが、ニコー劇場について写真付きで紹介しているサイトはほぼないようなので、今となってはかなり貴重な写真かもしれません(笑)。 |
フォトギャラリー
ニコー劇場の看板です(2003年8月24日撮影)
ニコー劇場の入口と映画の広告です(2003年8月24日撮影)
スクリーンの横にあった時計です(2003年8月24日撮影)
劇場内の椅子です(2003年8月24日撮影)
スナップ写真のため映りが悪いですが、劇場内の風景です(2003年8月24日撮影)
ニコー劇場の名前が入った広告です(2011年9月2日撮影)
ニコー劇場最終上映日である2003年8月24日の北海道新聞朝刊の映画案内です(2011年9月2日撮影)
2003年8月25日の北海道新聞朝刊の映画案内です(2011年9月2日撮影)
ニコー劇場の入場券(半券)です。(2011年9月13日撮影) |
[記事更新日]2015年7月15日
※2001年~2003年に訪れた時の体験を基に作成しています。
・ページの表示を高速化させるため、グーグル地図を削除しました(2015.7.15)
・2011年9月3日から公開していた内容に写真を1枚追加しました(2011.9.13)
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