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平々凡々便り・84通 2011年5月12日 14:30
■2011年4月韓国&関西旅行(3日目)
今回の平々凡々便りでは、2011年4月12日〜23日の韓国&関西旅行(3日目)を振り返っています。
【3日目(4月14日)】
この日は、午前中に釜山からセマウル号(列車)で1時間40分ほどの距離にある仏国寺(慶州)を観光するため、午前5時00分頃に起床しました。しかし、連日の疲れがたまっており、なかなか行動することができず、午前6時発の仏国寺行きの切符を押さえてはいたのですが、予定を変更してもう少し休むことにしました。
少し休んだ後、午前8時30分頃に荷物だけホテルに預けてチェックアウトし、徒歩で15分〜20分ほどの場所にある釜田駅へと向かいました。駅に到着後、さっそく窓口に行き、午前9時20分発の切符をKRパスにて購入しようとしましたが、もともと乗る予定だった切符をキャンセルしていなかったため、まずその切符を出すように言われました。KRパスで購入した切符は、全てデータで管理されているようで、二重での予約はできないようになっているみたいでした。
それらの切符をキャンセル後、無事、往復分の切符を購入し、列車へと乗り込みました。平日なので空いているだろうと思って出発を待っていたのですが、団体客らしき人達が乗り込んできて、仏国寺駅に着くまでかなりわいわいとした感じでした。
仏国寺駅に到着後、さっそくタクシーにて仏国寺を向かおうとしましたが、タクシーが一台も停まっていません。バスもあるようですが、よく分からないのでとりあえず仏国寺方面に向かって歩いてみることにしました。すると駅を出てすぐのところから桜並木が続いており、そのまま仏国寺まで延々と続いているようだったので、桜を見ながら徒歩で行くことにしました。
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仏国寺駅から仏国寺へと続く桜並木道です。 |
仏国寺駅から仏国寺までは、距離にして約3キロ程でタクシーだと10分位の場所にありますが、一本道なので迷うことなく、40分程で仏国寺の入口に到着しました。仏国寺入口周辺の公園にも桜が咲き乱れ、春ならではという感じで多く人が花見をしているようでした。
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仏国寺周辺の公園です。 |
さて、肝心な仏国寺ですが、入場料を支払い、敷地内に入ったものの、社会見学と思われる小中学生、高校生らしき団体がたくさんおり、ゆっくり見る事ができませんでしたが、ちょっと面白いシーンがありました。それは仏国寺とは全く関係ないのですが、仏国寺見学に来ていると思われる小学生ぐらいの子供同士が歩きながら「ありがとうございます」「ございません」「ありません」などと言って日本語で遊んでいる光景です。もちろん日本語を勉強している韓国人がたくさんいるのは知っていますが、小学生ぐらいの日常生活の中でも日本語が聞こえてくるというのは、随分と時代が変わったなと思いましたし、そこそこ発音もよかったので見ていてちょっと面白かったです。
結局、仏国寺は1時間程で後にし、またまた徒歩で仏国寺駅に戻ることにしました。駅には13時30分頃に到着しましたが、列車が14時40分発のため、駅周辺を散策して時間を時間を潰すことにしました。しかし、駅周辺にはちょっとした市場しかなかったため、散策は終了し、昼ご飯を買いにコンビニ(ファミリーマート)に入りました。
さっそく、のり巻き、サンドイッチ、ジュース、アイスを持って、レジにいったところ、品出しする前のカゴから、のり巻きとサンドイッチを持ってきたと勘違いされ、「のり巻きとサンドイッチはいつ持ってきましたか」らしきことを言われました。「アッカヨ(さっきです)」と答えたのですが、本当はダメなのにみたいなことを言ってきたので、私も「チャル
モルゲヌンデヨ(よく分かりませんが・・)」と言うと渋々ですが、なんとか買えました。
仏国寺駅に戻り、昼食を済ませた後、列車に乗り込みました。さっそく自分の席に座ろうとしたところ、既に人が座っており、しかも寝ています。韓国の列車では、指定席でもその人が来るまで座ってもよいみたいな文化があるため、特に驚くことでもないのですが、日本人からしてみるとこれは面倒です。座席番号が間違いないか確認しているうちに、その人は目を覚ましたので、切符を見せて別な場所に移動してもらいました。
16時30分頃、釜田駅に到着し、預けていた荷物を受け取る為、ホテルへと戻りました。本来の計画では、この日の午後から泊りがけで地方に行く予定だったのですが、夕方から行くのも面倒なので中止し、釜山で休むことにしました。この日のホテルは予約していなかったので、とりあえず次の日に宿泊予定である「釜山イン」に直接行ってみることにしました。すると日本語ベラベラのフロントの人が、「部屋は空いているよ」と言われたので、ここに宿泊することにしました。この日は結局、これで終了となりました。
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仏国寺駅のホームです。 |
続きは次回、書きたいと思います。
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