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平々凡々便り・35通 2008年12月07日 20:30
■メモリ増設とUMPC(ウルトラモバイルパソコン)についての話題
今回の平々凡々便りは、後半にいくにつれてPCの内容が濃くなっているので、PCに興味がない方は読まないことをオススメします(^_^:;)
先日、自分の使用しているPC(insprion710m)のメモリを512MBから1280MBに増設しました。私の場合、ホームページ作成やそれに伴う動画の編集をすることが多いので、複数ソフトを立ち上げるとすぐにパソコンの動作が鈍くなり、困っていました。メモリを増設してからは複数のソフトを立ち上げても問題なく作業できるようになり、今までよく512MBでやってきたなぁつくづく思いました(※CPUがPentiumM735(1.7GHz)なので時々、鈍くはなりますが;;;)
ただ、その一方でメモリの増設と同時に新しいPCの購入も考えていました。ちょうどその頃、東芝のメーカーでディスプレイ15.4型、高機能CPUのCore2duo、メモリ2GB、ハードディスク容量160GBというスペックで価格が82000円+楽天ポイント10倍となかなかお買い得の商品があり、自分の気持ちの中ではほぼ購入決定というところまでいきました。しかし、支払い方法がクレジット不可ということと、OSがVistaだったのでもう一度、考え直すことにしました。
マイラー(全日空)の私にとって、82000円の商品をクレジット払いできないというのは「う〜ん」という感じになってしまします。もちろん楽天ポイント10倍で、さらにANAのホームページ経由で購入すれば4100マイル(楽天:8200ポイント=4100マイル)+410マイル(全日空経由:200円につき1マイル)で4510マイルにもなり、これだけでも非常にお得なんですけどね・・・。
あとは、OSがVistaということも大きなポイントになりました。家にはVistaのパソコンがあるので、発売当初から単語登録がXPから引き継げない、一部のJavaが対応していないなど色々と問題があった上、未だにXPで使用できていたソフトが対応していないことも少なからず分かっていたので、まぁ一言でいうならば、そういうのが「面倒」でした。
2009年にはWindows7も出ますし、アメリカなんかでもVistaが失敗作だったということを認め、いかにVistaを購入せずにXPを使い続け、Windows7に繋げるかということも言われていますしね(笑)。もちろんネットやメールぐらいしかし使わないと言う人はVistaでも全く問題ないと思いますが・・・。
結局、そんな理由から購入は断念しました。もし、クレジット払いが可能だったら、さらにvisaポイントを加えて5000マイル以上にもなっていたので、マイルの多さに負けて購入していたかも
しれませんけどね(笑)
ただ、色々とノートパソコンを調べている内に、2008年の大関商品にもなったUMPC(ウルトラモバイルパソコン)もいいなと思っていました。今、使用しているパソコンも12.1型で小さいんですが、重さが1.7kgで持ち歩くにはちょっと重く、アダプターも大きいのでかさばってしまいます。その点、UMPCは小さくて軽く、持ち運ぶのも便利だし、ほとんどのUMPCがSkype標準装備でWEBカメラとマイクが内臓され、メインPCが壊れた時の予備にもなるので現在、購入検討中です。
では一体、どのUMPCを購入すべきかということになりますが、CPU(Atom270、1.6GHz)、メモリ(1GB)、OS(XP)はどのメーカーも基本的に同じなので他の部分がポイントになってきます。
その大きなポイントとして挙げられるのが記憶媒体で、今までは当たり前のようにハードディスク(HDD)を使用していましたが、徐々にフラッシュメモリドライブ(SSD)へと変わりつつあります。
SSDはHDDと比べ、ディスクを使用しないので「音が静か」「熱くなりにくい」「読み書き時間が高速」「耐衝撃性に強い」「省エネ」という特徴がありますが、製品自体が高価であることから低価格のUMPCでは現状、16GBが限界のようです。ただ、その点も次第に改善されつつあり、ASUS社(台湾)のUMPC「EccPc901X」では専用のSSD64GBが販売されたり、GoogleのサーバーもSSDに切り替えるなど、今後は大量生産も予想され、低価格かつ大容量を実現できる日も近いと思われます。もう既に価格は下がりつつあります。Windows7が一般ユーザーに定着する頃にはSSDも現在のHDDのように当たり前のようになっているかもしれませんね。
逆にそういった時期であるからこそ、UMPCの購入時期も難しいと感じます。やはり16GBでは少ないので60GBは最低ほしいところですが、そうなると増設可能なEccPc901XシリーズかHDD搭載のUMPCに絞られてきます。
私の場合、容量60GB以上、ディスプレイ10.2型、薄型・軽量、キーボードの幅B5タイプ以上、バッテリー3時間以上で価格が50000円前後の商品を求めているので、この時点でEccPc901は8.9型で、バッテリー部分が分厚いので対象外になります。Ecc
PCS101という商品もありましたが、今のところSSDの増設については出来ないのと本体そのものが70000円前後なのでこれも対象外になります。あくまでもサブなので価格は50000円前後にこだわっています。ただ、なかなかこれといった商品が見つかりません。オンキョーの「SOTEC
DC101」なんか良さそうだったんですが、SOTEC時代からカスタマーサポートの対応の悪さが有名なのと、バッテリー自体が2時間ちょっとしか持たない、重さも1.2kg+厚さ(高さ)も31ミリと、薄型とはいえないのでやめました。
また現在、DELLのPCを使用しているので「inspiron mini9」も調べましたが、16GBまでしかない対応していないのと、ファンクションキーがカットされ、Fnキーを押しながらでないと使用できないことから、こちらも断念しました。ちょっとこのDELLのキーボードにはがっかりしました(笑)
ただ、そうした中で12月10日にヒューレットパッカード(HP)社からmini1000というUMPCが販売されることになりました。このmini1000は記憶媒体がSSD8GB、16GB、HDD60GBの3種類から選択でき、HDD60GBを選択すると価格は54800円になりますが、私が先ほど書いたスペックを全て満しています。また、ACアダプタも持ち運ぶことを考え、軽量に設計されているので、これはなかなか良い商品ではないかと思っています。もちろん映像外部端子がなかったり、USBポートが2つしかないなど細かい問題点はありますけど、今、使用しているPCもUSBポートが2つしかないので、なんとかいけます(笑)。
ただ、やはりSSDの魅力も捨てがたく、次々とUMPCが発売されている状況なので、もう少し待てば50000円台でもSSD64GB搭載のUMPCが出るのではないかと思ってしまいます。 mini1000を購入した後に、同じような価格でSSD64GB搭載のUMPCが販売されたらショックですからね(笑)。
今後、mini1000の口コミもどんどん出てくると思うので、その辺も考慮しつつ、とりあえずはもう少し様子を見ようかなと思っています。
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