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■クリークアンドリバーの株をついに売却
先日の話ですが、2016年12月から保有していたクリークアンドリバーの株を1015円(買値708円)でついに手放しました。
クリークアンドリバーは、もともとVRの事業に期待して買っていた銘柄で、超長期で保有するつもりいたのですが、自分が期待していたほどVR市場の広がりのスピードが遅かったのと、クリークアンドリバーの株価も昨年9月の中間決算発表以降、1100円近辺をウロウロし、伸び悩んでいたので、前々から他の銘柄との入れ替えを検討していました。
ただ、業績自体は決して悪いわけではなく、ROEも15を超えているので、このまま保有し続けたい気持ちもあったのですが、電気自動車関連で何か面白そうな銘柄はないかなと検索しているうちに、伊藤忠が筆頭株主のサンコールという銘柄を見つけました。
サンコールはトヨタやホンダ向けに自動車部品を製造している会社で、最新の会社四季報では、新分野として自動車電動化部品やタッチパネル向け竹炭塗料が量産化へといった内容が書かれており、なんだか期待できそうな感じがしました。
また、会社のHPのトップメッセージには、大学、病院等と共同で医療介護用ロボットの開発を進めているともあり、高齢化社会が進む時代の流れにも乗れそうな印象も受けました。
時価総額は約256億で発行株式総数も3400万ほどあるので、値動きは決して軽い銘柄ではありませんが、売上高は見事に右肩上がりで、それでいてPER約12、PBR約0.7と割安なので、これは買いでいいのではと思い、753円(100株)で購入することにしました。
前にパナソニックが筆頭株主の電気自動車・半導体関連で買いそびれた三社電機製作所も、同じぐらいのPER、PBRからあっという間に株価が2倍以上になっていき、残念な思いをしたので、ジャンルは少し違いますが、サンコールも筆頭株主が大企業で似た雰囲気があるので、同じような上昇を期待しています(笑)。
クリークアンドリバーは1年以上保有していたので、正直なところ、今でも手放した寂しさはありますが、また、機会があれば購入しようかなと思っています。
あと、これとは別にもう1銘柄、トレードをしました。
実は先月、それぞれ200株保有していたファーマフーズとフロンテオをそれぞれ100株ずつ売却し、かなり前に持っていたクロスキャットを電子政府関連としてもう一度欲しくなり、100株(1132円)で購入していました。
ただ、クロスキャットは、仮想通貨関連銘柄でもあるので、少なからず仮想通貨の諸問題の影響も受け、買値から少し下回る水準で推移していました。つい先日の世界同時株安時には、900円台まで下落していきましたが、値動きが軽い銘柄なので、地合いが落ち着けば、すぐに4桁には戻すだろうと思い、放置する予定でいました。
そうした中、2ヶ月程前から監視していたフィンテック・RPA・5G関連であるアイティ・フォーという銘柄も、決算や世界同時株安の影響もあり、クロスキャットを買った時期には900円台だった株価が700円台前半まで落ちてきたため、かなり欲しくなってきました。
でも、新たに新資金を投入することはもうしないと決めているので、私がアイティ・フォーを買うには他の銘柄を売るしかなく、クロスキャットと天秤にかけることにしました。
値動きの軽さはいうまでもなく、クロスキャットなのですが、私はこの日記でも書いてきた通り、5Gは通信革命ともいえる息の長いテーマなので、5Gという言葉に弱いです(笑)
また、今後、人口減少に伴い、働き方改革が加速するのも目に見えている状況なので、RPA関連であるアイティ・フォーは時代の流れに乗れる銘柄であると感じていました。あとはBCCC(ブロックチェーン推進協会)にも加盟していますし、債権管理業務ソリューションで地方銀行シェア70%を獲得していることから、フィンテック銘柄としてもかなり期待が持てます。
ただ、一つ心配なのが、今後の地方銀行の将来性で、マイナス金利や人口の減少等もあり、地域密着型の地方銀行がどこまで生き残れるのかが不透明な状況です。
一方のクロスキャットは、電子政府関連の本命で、クレジット向けシステムにも強みを持っています。また、ブロックチェーン技術を持つカウラとも協業しており、フィンテック銘柄として十分に期待が出来ます。
業績は共によく、PERも似たような感じなので、電子政府+フィンテック+値動きの軽さ vs RPA+5G+フィンテックで比較した結果、昨年末に5G銘柄であるサイバーコムを100株分、買い戻しに失敗していることもあり、5G銘柄を補強したい気持ちも持っていたので、結局、クロスキャットを954円(100株)で売却し、アイティ・フォーを745円で100株購入し、入れ替えました。
クロスキャットは結果的に損切りとはなりましたが、先月もクロスキャットとアイティ・フォーのどっちを買おうか迷い、その迷っていた時の株価の価格差も、たいした変わっていなかったので、損切りしたというよりも、仕切りなおしをしたという感覚でいます。なお、売却したクロスキャットはその後、あっという間に4桁に復帰しました(笑)。
今回のトレードで5万円近く現金が残ったので、貯蓄用の口座に送金しようと思っていたのですが、企業向けに動画配信プラットフォーム、CDN、ライブ配信、映像制作、Webサイト構築などのサービスを提供しているJストリームという銘柄がいい感じで下がっていたので、それもついでに455円(100株)で買ってしまいました。
Jストリームの紹介まで詳しく書くと、かなり長くなるので、今回は書きませんが、株主の構成がトランスコスモスが44.5%、KDDIが10%ととなっており、それだけでも面白そうな感じがしています。
今後、5Gが普及すれば、ネット上での高画質の動画配信もどんどん加速していくだろうし、実現するのかは分かりませんが、前々からちょこちょこ話題なっている地上波放送とネットの同時配信という時代も来るかもしれないので、購入しました。
また、360度動画を制作・配信する「J-Stream 360ソリューション」も提供しているので、クリークアンドリバーに変わるVR銘柄として保有していくつもりでいます。
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