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第74通 2017年11月19日10:50


■PPS買戻し

 前に593円(100株)で購入し、670円(100株)で売却していたPPS(プレシジョンシステムサイエンス)を、売却した値よりも5円高い、675円(100株)で再購入しました(笑)。

 ただ、新たに資金を投入したわけではなく、先月の株主総会時に買い増ししたファーマフーズ100株(売値391円)と超長期で保有するつもりでいたリプロセル100株(売値342円)を売却し、その資金を充てました。

 PPSを買い戻した理由は、前回、670円で売却した際、そのまま800円近くまで上昇したというのもありますが、やはり日立が大株主というのは大きなポイントになりそうだと思えてならなかったからです。

 一方、売却したファーマフーズに関しては、相変わらず、何も創薬についてのIRは出ない上、11月14日の日経新聞(1本5000万円? がん特効薬、上陸の衝撃 ※会員登録しないと一部しか読めません^^:;)には、現在、医薬品業界が最も注目しているとされる遺伝子改変T細胞療法という新技術のことが書かれており、前に高額医療で話題になった小野薬品のオプジーボの効果が2〜3割とされるのに対し、ノバルティスが発売したその新技術を用いた世界初の新薬「キムリア」では、小児・若年者の急性リンパ性白血病患者の8割で効果を示し、しかも、投与はたったの1回という衝撃的な内容となっていました。

 その記事によると、胃がんや肺がんなどの固形がんは効きにくいとされているようですが、後からその分野に参入した武田薬品では、その固形がんを狙い、2019年にも臨床試験を始めるということも書かれていました。

 私は医療関係者でもないため、ニュースなどで知るような表面的なことしか分かりませんが、どんどん効果的な新薬が登場する現状を踏まえると、ファーマフーズも今すぐにでも導出して臨床試験に進んでいかないと、時代遅れになるのではと単純に思ってしまいました。

 そういったことから、ファーマフーズはやっぱり100株だけの保有でいいかなと思うようになり、売却することにしました。

 もう一つのリプロセルについては、iPSへの期待は変わらないものの、まだまだ時間がかかりそうであるのに加え、じりじりと株価が下落していき、全く上昇する気配もないので、一旦、手放すことにしました。

 リプロセルは昨年の1月頃に430円で買っていたので、約9,000円近くの損切りとはなりましたが、買ったことには全く後悔していません。逆にiPS関連の銘柄がなくなってしまったのが少し寂しい感じなので、現在、iPS関連銘柄をどうしようか模索中です(笑)。

 私としては、株式発行総数も多く、時価総額も小さくはない中型株とはなりますが、iPS関連の本命でもあり、先ほど紹介した遺伝子改変T細胞療法に日本企業で最も早く関わってきたとされているタカラバイオが、今後の時代の流れに乗っていける医療関連株の本命の一つなのかなとは思っているので、いつの日かPPSが大幅に上昇し、タカラバイオまで近づくようなことがあれば、入れ替えようかなとも思っています(いつになるかは分かりませんがw)。




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