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第47通 2017年4月22日11:35


■ついにアルチザネットワークス購入!一方で・・(笑)

 昨日のことですが、つ、ついに前々から気になっていたアルチザネットワークスを100株(買値766円)購入しました。なお、新たに資金を投入したわけではなく、先日買ったばかりのタカラレーベン100株(売値531円)と、200株保有している理経を100株(売値213円)売却し、その資金を充てました。

 ただ、いうまでもなく、相当迷いました。タカラレーベンは、月足チャートで見ても、2015年以降の底値近辺ですし、業績も悪いわけではないので、今でも600円台ぐらいまでは、早い段階で戻しても不思議ではないと思っています。

 一方のアルチザネットワークスは、有利子負債0で、配当金も1株10円は出しているものの、業績はあまりよくなく、買うなら700円前後で買いたかったというのが本音でした。ただ、それにも関わらず、今回、購入した理由は、以前にも書きましたが、IOT、ビッグデータ、ロボット、人工知能、自動運転、VR・AR・MR、4K・8K、遠隔医療など、これらの技術が日常的になるための大前提になるのが、5Gの技術だと思えてならないからです。

 また、アルチザネットワークスは、時価総額がわずか73億円(4月21日終値ベース)な上に、発行済株式総数も9,562,000株しかないので、本格的な5G相場が来れば、時代の流れに乗って、十分に株価を伸ばす可能性を秘めてるとも思っています。

 もし、手堅く資産を増やすことを優先するのであれば、下値も限られているタカラレーベンを選択しますが、時価総額665億(4月21日終値ベース)、発行済株式総数126,000,000という多さから、そう簡単に2倍、3倍になるような銘柄でもなく、上値も限られてしまいます。

 もちろん、タカラレーベンも、マンションなどを販売する不動産会社なので、東京オリンピックが近づくにつれてどうなるのか、保有しながら見ていきたいという気持ちもあったのですが、5Gが当たり前の時代になっている数年後を想像しながら保有するワクワク感や将来的な株価の伸び率を考えた時、やはり、私としては、直近の下げリスクはあったとしても、アルチザネットワークスを見ていきたいと思い、選択しました。

 ただ、今回、同じく5G関連の理経も100株売却しているので、来週の月曜日に創薬のシンバイオ製薬を売却して、理経の買戻しも検討しています。理経は単なる5G銘柄ではなく、Jアラートやドローン、4K・8Kなど、広く浅くといった感じではあるものの、一応、材料は豊富なので、やはり200株は保有しておこうかなという気持ちを持っています。

 シンバイオ製薬に関しては、「採算が取りにくいなどの理由で、大手製薬会社が新薬の開発を避けてきた“空白の治療領域”に挑む」というこの会社の方針が好きで、保有をしてきましたが、創薬は承認されるまでの期間が長すぎる上に大赤字なので、やはりリスクが大きいです。

 しかも、キイトルーダやオプジーボといったがん免疫薬が、がん治療の主流になった時に、素人ながら、果たしてシンバイオ製薬の抗がん剤「リゴサチブ」は、どうなるのだろうと思ってもいるので、とりあえずは、月曜日に株価の状況をみて、どうするかを決めようと思っています。

 さて、タイトルに「一方で・・(笑)」と書いた意味ですが、実は先日、618円で買った新日本科学の買戻しに失敗しました(笑)。前回の日記でリプロセルと同様に長期保有と書きましたが、せっかくなので、もう少し安値で買い直したいと思い、一昨日、628円で一度、売却しました。

 昨日は、フランスの大統領選挙前かつ週末ということもあり、多少は下げるだろうと思っていたのですが、10時前ぐらいから突然、出来高を伴って棒上げし、置いていかれました(笑)。それでも、後場になれば、少しは下げるだろうと思って、一日中株価と睨めっこしていたものの、逆にどんどん上昇していったため、200株持っていたヤマシナを100株(売値72円)売却し、後場終了の数十秒前に673円という高値で再購入となりました(笑)。

 正直、ついこの前まで600円以下だったことを考えると過熱感もありますし、普通に下げるリスクの方が高いかなと思っています(笑)。私はもともと暴騰した株は買わないというスタイルなので、買っておきながら、なんだかあまり納得がいっていない自分もいます。

 そんなに慌てて買わなくても、4月24日のフランス大統領選の結果発表、4月25日の地政学的リスク、GW前の換金売りなど、まだ下げる可能性の要因があることは分かってはいたのですが、かなりの出来高を伴っての上昇だったので、引け後に何かあるのではと気になってしまい、つい買ってしまいました^^:;(結局何もなしw)

 ただ、一つだけ今回の上昇要因として考えられるのが、平成26年6月に発表した第2回新株予約権の発行の期限が、今年の6月23日になっている点です。しかも、よくよくその時のIRをみると、行使価格の下限が658円に設定されており、長らく、それ以下で推移していたことから、実際に行使されたのが、6,000,000株のうち、1,856,400株で、残り2ヶ月しかないのに、約30パーセントしか行使がされていません。それに加えて、今年の4月12日に期限である6月23日まで、停止指定の決定に関するお知らせを出していることから、行使がされないまま、期限を迎える可能性もあります。

 行使がされなかった場合、資金調達という面では、痛手ではありますが、株の希薄化は免れます。どちらがいいのかは、なかなか素人の私では判断がつきませんが、私個人としては、株の希薄化は好きではないので、銀行から借り入れるなど、他の方法で資金調達してほしいところではあります。

 しかし、今回の上昇で、658円を上回っている状況から、これ以上の株価で推移した場合、昨年の6月のように停止指定を取り消しして、残りの2ヶ月で行使してくる可能性も考えられます。ちなみに昨年の取り消し後の株価の推移を調べたところ、停止指定を取り消しを発表した6月2日の終値は795円でしたが、その後、約2週間で607円まで下落しているので、同じ状況になれば、そこがターニングポイントになりそうな気もします。

 結局のところ、今回の上昇が行使するためのものなのか、逆に行使されないことに対する期待なのか、決算発表への期待なのか、全く別の要因なのかは、よく分かりません。ただ、6月23日までは多少なりとも、賑わいそうな気がしないでもないですし、SBI証券のレポートで書かれていた2018年3月期である今期から黒字化するのかどうかの決算発表も気になるので、つい先ほどまで検討していた月曜日の朝一に売却して様子をみるというのは見送りにし、買値から150円ぐらい下落してもいい位の気持ちで、とりあえず保有しようかなと思っています。




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