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■保有している5銘柄が決算を発表
通期の決算発表シーズン真っ最中ですが、昨日、私が保有している11銘柄のうち、5銘柄（昭和ＨＤ、小僧寿し、理経、トレイダーズHD、リプロセル）で、決算発表がありました。
まず、東南アジアを中心に事業を展開している昭和HDですが、2016年3月期（通期）の最終損益が1億5000万円の黒字で着地予定のところを、大幅に上回る3億6400万円の黒字で着地しました。今期（2017年3月期）の最終損益も5億円の黒字予想を出しており、極めて順調に成長しています。それでいて、現在の株価は93円で、時間総額も64億円程度なので、今後の伸びに期待しています。
小僧寿しに関しては、2016年12月期の第1四半期の決算発表でしたが、ついに1,100万円の黒字となりました。今期の最終損益も1億8900円の黒字の予想を出しており、小僧寿しの筆頭株主になったアスラポート主導による今後の事業展開にも期待ができる状況です。
防災・5G・ドローン関連で期待の理経については、今年3月に2016年3月期（通期）の最終損益が1億9100万円の赤字になるという下方修正を出していたのですが、少し改善し、1億3700万円の赤字で着地となりました。また、赤字が縮小されただけでなく、配当金も維持され、今期（2017年3月期）も5000万円の黒字の予想を出しているので、今期以降に期待をしています。なお、今年に関しては来月の株主総会にも行くつもりなので、そこでどういう話をされるのかも楽しみではあります。
続いて、バイオマス・フィンテック・FX関連で期待のトレイダーズHDですが、決算発表前日の12日に2016年3月期（通期）の下方修正を出しているのに気づかずにいたのですが、最終損益1億円の黒字のところを2000万円の黒字で着地となりました。ただ、ここは2015年3月期が3億円を超える赤字だったことを考えれば、今回の決算で見事に黒字へ転換したともいえるので、上出来だと思っていますし、今期の予想も1億8000万円の黒字を見込んでいるので、今期以降に十分に期待をもてる内容だったと思っています。
最後に先日、大幅下方修正を出したiPS事業で期待のリプロセルですが、下方修正の数値よりも100万円赤字が拡大し、最終損益が19億6100万円の赤字で着地しました。そして、私が期待していた今期の業績予想に関しても発表があったのですが、なんと最終損益8億100万円の赤字でした（笑）。また、同時に2017年3月期から2019年3月期までの中期経営計画も発表があり、2018年3月期の目標値も最終損益4億6300万円の赤字で、黒字を目標とするのが2019年3月期（9700万円の黒字）とのことでした。
iPS事業への将来性は揺らぎないにしても、正直、もっと早く黒字化になることを期待していただけに、今回の決算発表と経営計画の数字は残念ではあります。しかも、今回のような大幅下方修正が出されてしまうと、これらの数値もあまり信用できず、どうなるか全く分からないといった心境です。
一応、株価に関しては私の買値の平均が430円なのに対し、現在は472円なので、買値を下回る前に一度売却するという選択肢はあるのですが、iPS治療や再生医療が当たり前の時代になるまで保有するつもりで購入しているので、余程の事がない限り、売却はしないつもりでいます。ただ、大幅下方修正は長期の投資家にとっても厳しいので、そうならないように経営してほしいです。
もし、最悪、数年以内に増資しなければならない事態が起きた時には、ウィズ・パートナーズあたりが助けに来てくれることをひそかに期待もしています（笑）。
さて、直近で決算発表が残っている持ち株は、5月16日の三菱UFJファイナンシャルGだけとなりました。なお、この銘柄に関しては新興株ではないので、さほど気にはしていませんが、一つ懸念があるとすれば、今日の日経新聞の朝刊（楽天証券のため、無料で閲覧可）に「資源会社への融資など世界の資源関連与信を約2倍の10.4兆円に大幅修正する」という記事があったことです。
その記事の通り、原油など資源価格は戻りつつあるとはいえ、資源安の状況は続いているので、今後、その分野への大幅な損失が出てしまわないかという心配は若干あります。ただ、三菱UFJファイナンシャルGは100株だけしか持っていませんし、2月のような大幅下落がない限り、買値までは落ちることはないと思っているので、配当金をもらいながら、一生持っていてもいいかなと思っています（笑）。
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