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第20通 2015年12月16日21:00


■いよいよFRB利上げ決定か

 注目のFOMC(連邦公開市場委員会)も2日目を迎え、いよいよ17日午前4時(日本時間)にFRBの議長であるイエレン氏が声明を発表します。本日付の北海道新聞の経済面では早くも「利上げ決定へ」という見出しになっていましたが、今後の為替や株価に大いに影響してくるので、どうなるのか今からかなり気になります。

 一応どっちに転ぶか分からない状況なので、リスク回避の意味も込め、持ち株のうち、秋頃に382円(100株)で買っていた新興国でファイナンス事業を展開するウェッジホールディングスの株を昨日467円で売却しました。
 これまではリスク回避で売却するということはしてこなかったのですが、新興国関連のファイナンス株は大きな影響を受けそうですし、利益がある株についてはあまり欲張らずに売るという技術を身につけることも必要かなと思い、そうしました。ただ、本日、日経平均が爆上げの中、442円まで落ちてきたので薄利ではありますが、我慢できずに普通に買い戻しちゃいました(笑)。

 さて、それはさておき、利上げ後の為替ですが、東洋経済オンラインの12月14日付の記事で「1ドル102円台の円高時代がやって来る?(http://toyokeizai.net/articles/-/96651)」という面白い記事を見つけました。
 その記事には、過去直近3回の利上げ後、なんと円安ではなく円高になり、しかもその後の約1年間平均で23.5円も円高が進んでいたという驚きの内容が書かれていました。
 円高が進む理由は金利の発表まで続いた円安がそれを織込んでおり、発表がその天井だからということだそうで、この織り込んでいくというのは株式投資にも共通している内容なので、十分理解はできるのですが、利上げ=円安ドル高と思い込んでいた私にはとても勉強になりました。

 他のサイトの記事では来春には1ドル125円〜130円というように書かれているものもあり、色々と見方は分かれてはいますが、歴史通りに円高が進むのであれば、やはり海外旅行好きな私にとっては嬉しい限りです。
 持ち株に関して言えば、円高が進むにつれて日経平均が下落し、私がメインで保有している東証マザーズやJASDAQの新興株も影響は避けられなさそうですが、もともと数年後に大きく化けてくれればいいぐらいの気持ちなので、目先の株価より、円高になることで目先の海外旅行の費用を抑えられるのであれば、これほど嬉しいことはありません。






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