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長寿を祈るという意味から名づけられた『徳寿宮』

  ■インフォメーション
 ・韓国語表記 덕수궁
読み:トクスグン
王宮守門将交代儀式の風景
 ・オススメ度 歴史好きなら★★★★★
 ・観光所要時間 1時間以上
 ・住所(日) ソウル特別市中区貞洞 5-1
 ・住所(韓) 서울특별시 중구 정동 5-1
 ・最寄駅 地下鉄1・2号線「市庁」駅2番もしくは3番出口から徒歩すぐ
 ・営業時間 9:00~21:00(入場は20:00迄)
※休館日:月曜日
 ・入場料 [外国人料金]
大人(満19才以上):1000W
子供(満7才以上18才以下):500W 他
 ・公式HP http://www.deoksugung.go.kr(韓・英)
 ・Google地図 https://goo.gl/maps/pwcexDN71om
 ・ロードビュー
 (Daum地図
http://dmaps.kr/dfh9 ※周辺の風景を確認できます。
※住所、営業時間、入場料については公式HPやガイドブック(旅行サイト)を参照にしていますが、変更になっている場合や入力ミスも考えられるのでご自身でも再度確認することをお勧めします。電話番号につきましてもご自身で確認下さい。

  ■紹介
【徳寿宮の概要】
徳寿宮は1470年、成宗(李朝第9代国王)が王家の私邸として建てたものですが、1592年の壬辰の乱(文禄の役)の際に他の宮殿が全て焼かれた為、1593年から一時的な王宮として使われるようになりました。ただ、この事がきっかけとなり、光海君が李朝第15代国王に即位した3年後の1611年、この宮殿を慶運宮(キョンウングン)と名づけ、正宮になりました。しかし、正宮となったのもわずかで、その4年後の1615年に正宮を昌徳宮に移した為、離宮となりました。

それから長い月日を経た1897年、李朝第26代国王である高宗がロシア公使館から慶運宮に移ったことにより、再び正宮となりました。また、この時に高宗は国号を“朝鮮”から“大韓帝国”と改名し、皇帝として即位しました。

その後、1907年に高宗は皇帝を退位し、息子である純宗(李朝最後の国王及び大韓帝国最後の皇帝)へ譲位しましたが、純宗は昌徳宮を正宮殿とした為、再び離宮となりました。ただ、この時に純宗は、この慶運宮に残る高宗(前の王、かつ純宗の父)の長寿を祈るという意味で宮殿の名前に徳寿をつけ、徳寿宮となりました。ちなみに高宗は1919年に徳寿宮の中にある咸寧殿という場所で崩御しました。

ざっとですが、概要はこんな感じです。やはりどういう建物かちょっと知っておくだけでも見学していておもしろいですね。私が見学した時は、とりあえず観光名所のなので行っておこうというぐらいの感覚だったので、建物を見ても「ふ~ん」という感じでしたが、色々と調べていると興味深く、また行ってみようかなと思ってしまいました。

あと、火曜日~日曜日の11:00、14:00、15:30からそれぞれ30分程度、徳寿宮の正門「大漢門」にて、王宮守門将交代儀式が行われているので、その時間帯に合わせて行くのも良いと思います☆

  ■フォトギャラリー

大漢門、中和殿、世宗大王像 他

王宮守門将交代儀式の風景
徳寿宮の正門「大漢門」での王宮守門将交代儀式の風景です(2009年5月撮影)。

王宮守門将交代儀式の風景 その2
王宮守門将交代儀式はなかなか見ものですよ(2009年5月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・大漢門
王宮守門将交代儀式が行われていない時の「大漢門」の風景です(2007年5月撮影)

徳寿宮(トクスグン)に入ってすぐの場所
入場して少し歩いたところで撮影しました(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)の中から見る入場券売り場
入場券売り場が向こうに見えます。振り返って撮影しました(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・正面:中和殿で、右方面に曲がると:徳弘殿、咸寧殿
正面に見えるのは中和殿です。右に曲がると徳弘殿、咸寧殿があります(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・中和殿正面
中和殿で徳寿宮の正殿です。もともと二階建てしたが1904年に焼失した為、
2年後に一階建てとして再建したらしいです(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・世宗(セジョン)大王像
世宗(セジョン)大王像です。詳しい説明は下記の写真を参照下さい(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・世宗(セジョン)大王像の案内
世宗(セジョン)大王像の説明文です(2005年2月撮影)

咸寧殿、徳弘殿

徳寿宮(トクスグン)・奥に咸寧殿、徳弘殿
奥には咸寧殿、徳弘殿があります(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・咸寧殿正面
咸寧殿です。1919年、高宗(李朝第26代国王、初代皇帝)が崩御した場所だそうです(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・右に徳弘殿
咸寧殿を背に撮影したものですが、写真の右側には徳弘殿が写っています(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・徳弘殿正面
徳弘殿です。詳しい説明は下記の写真を参照下さい(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・徳弘殿の説明
徳弘殿の説明です(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・徳弘殿の中の天井
徳弘殿内の天井ですが、模様が綺麗です☆(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)・徳弘殿の様子
徳弘殿の中をアップにしたものです。ちなみに中は入れません(2005年2月撮影)

石造殿 他

徳寿宮(トクスグン)・石造殿
1900年から1909年までの10年を要して建てられた3階建ての石造り建築物「石造殿」です。
韓国最初の西欧建築物といわれるルネッサンス様式の建物ということでも知られています。
以前までは宮中遺物展示館として使用されていました(2005年2月撮影)

徳寿宮美術館
徳寿宮美術館です(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)の入場券
入場券の半券になります(2005年2月撮影)

徳寿宮(トクスグン)のパンフレット
作成にあたり、参考にした案内パンフレットです(2005年2月撮影)



[記事更新日]2015年9月27日
※2009年5月、2007年5月、2005年2月に訪れた時の体験を基に作成しています。

・スマートフォンでも場所を検索しやすくする為、リンク型のGoogle地図情報を追加しました(2015.9.27)
・ページの表示を高速化させるため、グーグルマップを非掲載にしました(2015.3.22)
・入場料を最新の情報に更新した他、グーグルマップを地図タイプに変更しました(2014.7.18)
・写真を追加しました(2013.9.16)
・入場料を最新の情報に更新した他、ロードビューのURLも追加しました(2013.1.24)
・2006年から公開していた内容をリニューアルしました(2008.11.10)










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