胴上げされる原監督(21時19分) |
[試合詳細]
第5戦で逆転負けを喫し、後がなくなった日本ハムは、第1戦で6回3失点とまずまずの投球を見せた武田勝が先発。一方の巨人は、第2戦で2番手として好投した東野が先発。
試合は、1回裏に巨人・先発の東野が高橋の打球を受け、内海が緊急登板する事態が起こったが、内海は2死1塁・2塁のピンチにも動じず、日本ハムを無得点に抑える。その直後の2回表、巨人は亀井の2累打でチャンスを広げた後、阿部がフェンス直撃となるタイムリー二塁打を放ち、早々と1点を先制する。一方の日本ハムは2回以降も、毎回のように安打を放つも打線が繋がらず、無得点のまま中盤の5回を終了する。
早く同点に追いつきたい日本ハムだったが、逆に6回表、2死1塁から小笠原が放ったライト前ヒットの打球を稲葉がまさかのファンブル。これにより1塁走者の松本は一気にホームを落とし入れ、1点を追加される。
その後は両チームともチャンスは作るもの得点は入らず、2点差のまま、いよいよ9回裏へと進む。巨人は8回途中から登板したクルーンがそのままマウンドへ向かう。逆転を信じる日本ハムファンの大声援が飛び交う中、この回先頭の二岡は、3塁線を破る2塁打を放ち、無死2塁のチャンスを作る。続く田中賢はファーストゴロに倒れたが、ランナーは三塁へ進む。ここで日本ハムベンチは森本のところで代打・稲田を送る。稲田は粘って四球を選び、1死1塁・3塁とチャンスを広げる。そして、本塁打が出ればサヨナラという絶好の場面で稲葉が打席に向かう。しかし、稲葉はこの場面でまさかの見逃し三振。続く高橋もクルーンのフォークにバットが止まらず、空振り三振となり、試合終了。最後の最後まであと一本が出ず、巨人に21度目の日本一を決められた。
また、日本ハムはこの試合、毎回安打を放ちながらの敗戦というシリーズ史上初の記録を残してしまう結果となり、2007年の完全試合での敗戦に続き、後味の悪い幕切れとなった。
[感想]
さすがに負けたら終わりという試合だけあって、2006年の日本シリーズを彷彿とさせる球場内の雰囲気でした。ただ、試合の内容は、チャンスは作るもあと一本が出ないという非常に疲れる展開で、何回「あ~」とため息ついたか分からない位、ストレスの溜まる内容でした。特に6回表の失点は、流れからして絶対にやってはいけない1点だっただけに悔やまれますし、逆にそこで失点した時点でもう勝負あったという感じでしたね。
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日本シリーズ 第6戦
11月7日(土) 試合開始:18:15 成績(日本ハム):6試合 2勝4敗 観衆:40714人 ~札幌ドーム~
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【勝利投手】[巨人]内海(1勝1敗)
【敗戦投手】[日本ハム]武田勝(2敗)
【セーブ】[巨人]クルーン(3S)
【本塁打】なし
【投手】
[巨人]東野、内海、豊田、山口、越智、クルーン
[日本ハム]武田勝、江尻、林 |
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67列と後方でしたが、3塁側だったので応援しやすかったです。ただ、若干ですが、前の人の頭がちょうどバッターボックスとかぶり、背筋を伸ばさないと見にくい時もありました。 |
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■動画のインフォメーション 【タイトル】2009年プロ野球日本シリーズ第6戦 巨人の優勝シーン
【内容】
2009年プロ野球日本シリーズ第6戦 日本ハムvs巨人にて巨人が優勝するシーンです。
詳細は下記を参照下さい。
【撮影日】2009年11月7日
【場所】北海道・札幌ドーム
【収録時間】2分37秒
≪収録内容の詳細≫
0分00秒~:クルーンvs高橋信二
0分39秒~:ジャイアンツが優勝する瞬間
1分59秒~:原監督の胴上げ
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試合開始前の球場内の風景(18時06分)
試合開始前のバックスクリーン(18時08分)
日本一決定直後、マウンドで喜び合うジャイアンツナイン(21時17分)
胴上げされる原監督(21時18分)
日本一直後のビジター応援席の風景(21時18分)
ジャイアンツの優勝を祝福するバックスクリーン(21時20分)
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[記事作成日:2009年11月15日]
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